あなたは結婚式を挙げたい派ですか? それとも挙げなくてもいい派ですか?
結婚披露宴を行わず、役所に婚姻届を提出するだけの「ナシ婚」は、さまざまな事情があっての現代らしい結婚の形ですが、そのナシ婚にはメリットとデメリットがあるようです。
社名でもある口コミサイト『みんなのウェディング』が実施した「『ナシ婚』に関する調査2019」によれば、入籍して3年以内の既婚女性が結婚式を行わなかった理由の1位は「経済的事情(費用が高い、資金がない)」で21.8%、次いで「セレモニー的行為が嫌で、挙式や披露宴自体を行いたくなかった」が18.0%、「授かり婚・おめでた婚のため」が16.5%となりました。以降は、「再婚だから」「面倒・手間だから」という理由が続きました。
金銭的な問題は何をするにもありますが、あえてお金をかけたくない理由の大きなところが、セレモニー的行為が嫌だったり面倒だったりなど、気持ちの面でもあるようです。一方で、親や親族は花嫁姿を見ることを楽しみにしており、喜ぶ顔を見たいという気持ちから、ナシ婚を断念した人もいるようです。
どのような形であれ、メリット・デメリットはありますが、近年では従来のように披露宴をしっかりやるのと、ナシ婚の中間的に位置付けられる、「フォトウェディング」や「家族婚」、「食事会のみ」などのプチ婚が注目されています。お金をかけずに家族に近しい人のみで行うことで、いいとこ取りできるというワケですね。
2020年は、さらに新しい挙式の形が生まれるかもしれません。もしかしたら、SNS上だけで挙げる「SNS婚」なんていうのが出てくるかも!?