お笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘が1月28日に放送されたバラエティ番組「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)に出演。逆ドッキリ企画にかけられるも、その振る舞いがあまりにひどすぎることもあって、その映像がお蔵入りとなっていたことが明らかとなった。
前回の放送では「仕込みツアーズ」と題し、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、アンタッチャブルの山崎弘也、FUJIWARAの藤本敏史の3人がロケをしているところに、偶然を装って遭遇するようにスタッフから指示を受けた朝日奈央や三四郎の小宮浩信らターゲットの演技を楽しむ企画を放送。
淳らはターゲットがスタッフからそのような指示を受けていることをあらかじめ知っており、「なんの企画の打ち合わせ?」「放送日は?」などと尋問していき、追い込まれたターゲットの動揺ぶりを楽しむ新しいタイプのドッキリ企画となっていた。
しかし、尾形もそのドッキリのターゲットとなり、淳らがロケをしている喫茶店に常連という設定で入店するも、企画潰しの言動をしていたため、放送されず、今回別枠で「尾形ドッキリ緊急反省会」を設けて改めて放送されたのだ。
同じシチュエーションを仕掛けられたコロコロチキチキペッパーズのナダルがそうだったように、普通偶然を装うのであれば、店内でテレビロケをしているのを見かけると、まず驚いたリアクションを見せたり、挨拶をしたりするのが普通とる行動のはずだが…。
「尾形は店内に堂々と入ってくると、当たり前のように淳らの隣りのテーブルに着席。淳らが明らかに視界に入っているにも関わらず、『ママ、コーヒー!』と気にせず注文。淳らに声をかけられると『おぉ~ビックリしました?』と意味不明な発言をしたりと、不自然な点が多々見られたため、淳らも困惑していました。その後、段取り通り淳らから質問攻撃を受けるも、他のターゲットたちはしどろもどろでも対応していましたが、尾形の場合は追いつめられると怒ったような表情で黙り込み、挙句、淳ら先輩芸人に『何ですか? 何でそんな言われなきゃいけないんですか。言われる筋合いないでしょ!いいですわ!!』とブチ切れ。そして、早々にスタッフからの指示であったことを明かし、偶然来たという設定を無視したりとやりたい放題でした。終始困った時には先輩が相手でもキレた態度を見せていたため、視聴者側にもあまりいい印象を与えられなかったようです」(エンタメ誌ライター)
この尾形のポンコツブチ切れ対応に視聴者からは「やっぱり尾形はバラエティ対応力ゼロだな」「こんなんじゃ仕事が来ないぞ」「確か『水ダウ』でもダメダメだったよな」など、言われたい放題だ。
「18年に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の芸人としての力量が試されるドッキリ企画『中継先に現れたヤバめ素人のさばき方で芸人の力量丸わかり説』でも、明らかにパニックになり、ダメダメな言動を見せ、対応力の低さが露呈していましたね。しかし、今回はあらかじめシチュエーションが決まっていたこともあって、事前の準備はもっとできたはずです。また、尾形は18年に35年ローンで新居を購入。今後も支払いに不安を抱えているわけですから、逆ドッキリにかかるにももう少し戦略を立てて挑んだりといった意欲を見せなければ、仕事も減ってしまいますから、今回の結果を真摯に受け止め、奮起して欲しいところですね」(前出・エンタメ誌ライター)
結果的に今回はそのポンコツ具合が美味しく扱われたが、対応力が必要とされ、失敗が許されない仕事を尾形に任せるのはあまりに無謀といえるだろう。
(田中康)