女優の石原さとみが、4月からスタートするドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)に主演することが明らかになった。このドラマは、医療現場で働く病院薬剤師を主人公にしたドラマ。“アンサング”とは「褒められない」と言う意味合い。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”として患者のために奮闘する病院薬剤師たちの姿をリアルに描いている。
「昨年、ドラマ『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(TBS系)では、気ままで自由奔放なフレンチレストランのオーナー役を演じた石原ですが、今回の主人公・葵みどりでは強さの中にも優しさがあり、患者のためであれば時には医師とも闘う信念の持ち主を演じています」(テレビ誌記者)
過去にも「アンナチュラル」(TBS系)や「Ns’あおい」(フジテレビ系)で医師や看護師役を演じたことがあった石原だが、薬剤師役は初めて。ドラマの公式サイトでは「薬剤師というお仕事をもっと多くの人に知っていただきたいと思います。実際に薬剤師として働く方にとって、“明日もがんばろう”という活力になれたらうれしいです」と、意気込みを語っている。公式サイトではすでに、薬剤師の制服を着た石原のビジュアルも公開されており、ネットでは「薬剤師役かっこいい…こういう制服もあるんだね」「さとみに一服盛られたい」などのコメントが寄せられている。さらに多かったのが「アンナチュラルの続編みたいなー」「石原さとみ薬剤師って!それよりアンナチュラルの続編希望だよ」と、2年前に石原が主演したドラマ「アンナチュラル」の続編を希望する声である。
「『アンナチュラル』は、日本に新設された死因究明専門ラボ『不自然死究明研究所(UDIラボ)』を舞台にした法医学ミステリー。石原はここで主人公の法医学者・三澄ミコトを演じました。ドラマの内容もさることながら人気俳優・窪田正孝や井浦新らが脇を固め、最終回は平均視聴率13.3%を記録しています」(エンタメ誌ライター)
「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」も同じ医療を舞台とした物語なだけに「アンナチュラル」ファンにとっては、ついつい役を重ねて見てしまうのかもしれない。
果たして石原は、葵みどり役で「アンナチュラル」ファンを満足させることができるのか。4月の放送に期待したい。
(窪田史朗)