GPファイナルで銅メダル、全日本選手権で銀メダル。羽生結弦選手に次ぐ日本の次世代エースとして、そのポジションを確かなものにしている宇野昌麿選手。
「4回転を習得してからの宇野選手は滑りが変わっただけでなく、スケートに対する意識も変わり、本当に強くなっています。華麗な表現力にも定評がありますし、スケートファンにはたまらないですよね」(スポーツ紙記者)
そんな強さや豊かな表現力で人気もうなぎのぼりだが、宇野選手の魅力はそれだけではないという。
「彼の少年らしさの残るキュートさに加えて、謙虚さも魅力なんです。世界選手権前のインタビューでは、ライバルである中国の金博洋選手について『ジャンプは本当に参考にしたいし、自分のものにしたい』『どれだけ見ていてもスゴいという言葉に尽きる』など絶賛。その謙虚さにキュンキュンする女性ファンが急増中なんです」(女性誌記者)
羽生選手が強気な発言をし、発言通り実力を発揮する姿も見事なら、宇野選手のはにかみながら謙虚な発言を繰り返し、成長してゆく姿にも、女心をくすぐられるようだ。
「世界選手権2016」は、宇野選手の人気が羽生選手の人気に迫る大会になるかもしれない?
(芝公子)