フリーアナウンサーの宇垣美里が2月14日に東京都内で開催された映画「スキャンダル」公開記念イベントに登場し、TBS在籍時代の“スキャンダル”な出来事を振り返っている。
同作は、放送局で実際に起きていたパワハラや性的嫌がらせの実態を描いた社会派ドラマで、女性キャスターとテレビ局トップによる争いの経緯を忠実に再現。宇垣自身も2019年春までTBSの局アナとして奮闘していたことにちなみ、司会者から当時のパワハラ被害の有無を尋ねられると、「私は恵まれていることに、1年目の頃からアナウンサーとしてある程度の発言権があったので(あまりパワハラを受けてはいない)。でも、一般職の友達と話すと、“それすごい性的嫌がらせ、パワハラだよね”と思うことがまかり通っている」とコメントし、自身に被害はなかったものの、TBS局内にはそうした嫌がらせが蔓延していたことを仄めかした。
「具体的にどういったパワハラなどが行われていたのかは触れていませんが、宇垣は同作を鑑賞した感想として『映画で描かれていることは私も見覚えがある』と告白。過去にもバラエティ番組内で、古巣のTBSから自身のコーヒーぶちまけ騒動が漏洩したことを『民度が知れる』とバッサリ切ったこともある。ネットでは、こうした古巣批判をやめない宇垣に対して『ずーっと古巣の悪口言ってるのは本人にもTBSにもよくない』『よくもまぁ世話になった会社の悪口言えるなぁ』『古巣のこと散々言ってるけど、採用されたから今があるのではないか?』と呆れ口調がほとんどです」(テレビ誌ライター)
自分にパワハラの被害が無かったにもかかわらず、友人のエピソードを引き合いに出してまでTBSの実態を暴いたところを見ると、まだ宇垣の“恨み”は解消されないまま残っているのかもしれない?
(木村慎吾)