女優・川口春奈が2月20日、「重症花粉症対策アンバサダー」の就任イベントに出席。みずからも花粉症に悩まされてきた過去を告白して、大河ドラマへの影響を心配する声が上がっている。
「小学校の頃から、重度の花粉症に悩まされてきた川口。薬物療法に始まり、アレルゲン免疫療法、手術療法のすべてを試したものの、あまり効果が上がっていない様子。昨年の4月にティッシュを鷲掴みして顔に押し付けている姿をインスタグラムに投稿。そのインスタがキッカケとなり今回の起用につながったようです。その経緯を聞かされた川口は『良かったのかな、載せて』と苦笑していました」(イベント関係者)
すでに今年も、花粉症の症状が始まっていると話している川口。杉の木がある現場で撮影していると、みるみる目がジュクジュクになり、ひどい時にはコンタクトレンズが入らないこともあるという。そこで心配されるのが、大河ドラマ「麒麟がくる」の撮影だ。
「昨年11月に薬物所持で逮捕された沢尻エリカ被告に代わって、明智光秀の主君・斎藤道三(本木雅弘)の娘・帰蝶役に急きょ抜擢されましたが、今のところ大変好評。制作統括の落合将氏も『川口さんの背筋の通った凛とした立ち姿は、まさに信長の妻として織田家を率いていく風格に満ちている』『その吸い込まれそうな大きな瞳は、どんな困難にも立ち向かうことができる意志の強さを表現していただける』と絶賛しています」(テレビ誌ライター)
しかし、そのストロングポイントも涙目になり、コンタクトが入れられずに目力を失ってしまっては魅力も半減。しかも大河ドラマは野外での撮影があり、待ち時間も長い。よっぽど対策に気を配らないと、NGを連発する可能性もあるだろう。
花粉症などなかった戦国の世。「重症花粉症対策アンバサダー」の名にかけても、克服してもらいたいものだ。
(窪田史朗)