人気俳優の千葉雄大が、4月からスタートするドラマ「いいね!光源氏くん」(NHK)に出演。千葉は主人公の「源氏物語」の光源氏役を演じる。
「同名の人気コミックが原作で、平安貴族の光源氏がタイムスリップして現代に現れるという設定。伊藤沙莉が演じるこじらせOL・藤原沙織が会社から帰宅し、非日常の解放感に浸るためバリで買ったすだれとお香をセットしてうたた寝していると、突然すだれを潜って平安衣装をまとった男性(千葉雄大)が登場します」(テレビ局関係者)
不審者だと思った沙織は警察を呼ぶが、イケメンで平安時代の扮装をしていることからふと“光源氏”の名前を思い出し、男も自分が光源氏だと言わんばかりに沙織を抱き寄せたため、警察はカップルの痴話ゲンカだと判断して退去。しかし「事情があって帰るところもない」と言う光源氏を部屋に居候させるハメになる…というラブ・コメディだ。
千葉は、1月9日のオフィシャルブログで「ドラマ“いいね!光源氏くん”の撮影をしております」と報告。「浮世離れした人物ではある気もするのですが、非日常の中にも日常を盛り込んだほほえましい作品になれば、と思います」と、意気込みを見せている。これにはファンからも《光源氏の君を美しい千葉くんが演じるのは必然ですね…!雅な千葉くんめちゃくちゃ楽しみです!!》など、期待する声が上がっている。
とりわけ注目を集めているのが千葉の“平安コスチューム”だ。ツイッターでは《コミック買って千葉くんの着物姿想像しながら読みました》《平安コスチュームの光源氏くんのビジュ楽しみ》と、早くも待ち遠しさを募らせるファンも。だが千葉は過去、ドラマで“平安コス”を披露したことがあった。
「2012年に放送された大河ドラマ『平清盛』(NHK)で、高倉天皇役として千葉は出演。烏帽子など平安の衣装に身を包み、のちに『時代劇そのものも初めてということもあり、着物のさばき方や、烏帽子をつけての動きなど、所作も大変だったことを覚えています』と振り返っていました」(テレビ誌ライター)
当時はまだ初々しさが勝っていたが、あれから8年、今度はどれだけ堂に入った“平安コス”を見せてくれるのか。
(窪田史朗)