2月27日発売の「週刊文春」が、2月21日に退所を発表した中居正広の記事に合わせ、TOKIOの長瀬智也も2021年春以降に退所する意向を事務所に伝えたと報じた。
それによると、18年に不祥事を起こした山口達也が退所して以来、同グループは音楽活動を休止。同年はデビュー25周年の節目だったが、新曲の発表やライブを行えないままメモリアルイヤーを終えた。TOKIOのメインボーカルで、作詞、作曲まで手がけるなど人一倍音楽活動へのこだわりが強い長瀬にとっては、それが不満だったようだ。
この報にネットでは「山口メンバーが退所して以降、音楽活動ができないのだから無理もない。退所して心機一転頑張ってほしい」「長瀬君も、もう40歳過ぎ。悔いのないようどんな選択肢でも頑張ってほしい」「TOKIOファンには悲しいお知らせなのかわからないけど、いずれにせよ長瀬には頑張ってほしい。長瀬なら1人でもやってけそう」など、理解を示すコメントが多数を占めている。
「長瀬は、山口が退所した後の会見で『山口のベースがなければ、TOKIOの音は出せない』と発言しました。けれども、TOKIOに山口が戻ることはありません。ならば、事務所を出て音楽活動をするしかないという苦渋の決断なのだと思います」(音楽関係者)
グループ内のメンバーバランスが崩れた場合、立て直せるグループもあれば、そうでないグループもある。TOKIOの音楽は、メンバー全員で完璧に作られた唯一無二の音だったということなのだろう。