嵐の二宮和也が3月27日放送のラジオ番組「BAY STORM」で、3月25日公開の映画「暗殺教室~卒業編~」での苦労話を語った。
「二宮が演じたのは、人体実験のモルモットにされたことで謎の生物『殺せんせー』に変身した史上最強の殺し屋『死神』。本作では桐谷美玲演じる女性教諭との過去が描かれています。黄色いタコ型生物になる前の2人の出会いや心のふれあいが泣かせると評判で、映画興収ランキング1位を獲得。二宮が松山ケンイチと共演した映画『GANTZ』『GANTZ PERFECT ANSWER』以来、5年ぶりのアクション映画挑戦というのが売りでした」(映画ライター)
だが、二宮はどうやらその触れ込みが気に入らない様子。先のラジオ番組でも、「ジャッキー・チェンがね、今まで封印してたものを5年ぶりにやるとかさ、そんなんだったらわかるよ。アクション映画に出てない人間が5年ぶりにアクションシーンに挑戦したなんて、ま、そんなもんだろうなって感じじゃない。もう恥ずかしくてしょうがない、あれ。何とかしてくんないかなと思う」と愚痴りまくり。取材されるたびに、5年ぶりのアクションについて根掘り葉掘り同じことを聞かれ、答えに窮したようだ。
「語るほどアクションやってないからね、何にも言えないわけ。『楽しかったですね』みたいな。ほんと何とかしてくんないかなあと思うんだよ」と、その後もボヤキ節は続く。肝心の出来はというと、「翌朝起きた時に筋肉痛になるくらい頑張ったのに、出来上がりを観たら全く思い出せないようなシーンだった」とか。
そして、モニターを観ながらアクションシーンのナレーションを入れた際に、ハタと気がついたのだという。
「もうすごいよ、俺のアクションシーン。真っ暗でほとんどわかんない。俺もそのアクションの手順とかもう全然覚えてないから。何やってんだこれ、みたいな感じのアクションシーンですよ」
ちなみに映画料金以上の価値ありとファンが飛びついたのは、人体実験シーン。二宮のほれぼれする腹筋が拝めるという。
(塩勢知央)