新型コロナウイルスの感染防止が、女性のメイクに変化をもたらしているという。多くの人が外出を控えるほか、不特定多数の人が集まる場所を避けるので、入念にメイクしていく必要がないからだという。
日本をはじめ外出時にマスクを着用する国々では、マスクに色が着くのを防ぐためにリップを使わない女性が急増。顔の下半分が覆われることからファンデーション等を塗る人も減っている状況で、売れ行きを伸ばしている化粧品があるというのだ。
「マスカラなど目元をパッチリさせるためのアイテムが売れているようです。マスクで口元を隠すことから、女性への視線は目元に集中。それゆえアイメイクの重要性が増しているのです。これまでは面倒くさがってまつ毛カーラーをしないで外出していた女性たちも、顔の下半分をメイクしないで済むことから、その時間を目元のメイクに費やすように。これまで以上に目元パッチリの女性が増えているようです」(女性誌ライター)
そんなアイメイク重視の傾向は、通販サイトを見ても明らかだという。
「@cosmeの総合ランキングでは、アイブロウやアイライナー、マスカラなどが“急上昇”で上位にランクイン。アマゾンの《メイクの売れ筋ランキング》でも1位がマスカラで、ほかにもアイライナーや二重テープなどが上位に入っています。コスメショップに足を運ぶのも控えるなか、通販サイトでアイメイク関連アイテムを購入する女性が増えていることが如実に表れています」(前出・女性誌ライター)
今後しばらくは、目元美人の女性が増えそうだ。
(白根麻子)