2017年2月12日放送の「タイ・カリフラワー祭り」、18年5月20日放送の「ラオス・橋祭り」で、ありもしない祭りを捏造して放送したとして報じられていた「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)の「お祭り企画」が、3月8日放送から復活した。この企画の顔だったお笑い芸人の宮川大輔は「うれしい」を連発し、喜びをかみしめ涙した。
約1年4カ月ぶりの復活に視聴者も「賛否両論あるだろうが、なんやかんやで祭り企画は面白いので復活してよかった」「めちゃくちゃ元気もらってる一視聴者として、純粋に嬉しい」「久しぶりのお祭り男。面白かった」など、評価する声が。その一方で「現地コーディネーターだけのせいですか。現地コーディネーターに『何でもいいから祭りをしろ』って指示したからでしょう? 信用できないよ、イッテQの祭りは」「ヤラセに関していつも思うのは、出演しているタレントが違法薬物や不貞等で不祥事を起こした場合、テレビ局やスポンサーから賠償を請求されているけど、逆に番組が不祥事を起こしてもBPOから注意されて番組を終わらせるぐらいしかしていない。なぜ?」など、企画再開を疑問視する声もあった。
「TBSの『クレイジージャーニー』は昨年、“爬虫類ハンター企画”で、生物を事前に準備して捕獲シーンを撮影していたヤラセを認め、番組を終了しました。それなのに『イッテQ!』は、番組終了どころか同じ企画を再開させたことに納得のいかない視聴者もいるようです」(テレビ誌ライター)
コンプライアンスの基準はどうなっているのか、はっきりさせる必要があるのかもしれない。