新型コロナウイルスの影響による臨時休校で、「家事代行」というワードをよく耳にするようになりました。でも実際のところは、まだまだ利用率は少ないといわれています。サンケイリビング新聞社が2020年1月に実施した「家事代行サービスについてのアンケート」結果によれば、家事代行サービス経験者は7.8%だったそうです。
そんな家事代行、ちょっとでも不安を解消できれば、利用のハードルは下がるかもしれません。その不安の一つに、「家事代行の人を家の中に入れて、セキュリティなどは大丈夫?」ということがあります。その実態はどうなのでしょうか。
家事代行サービスの「CaSy」では、さまざまなセキュリティ対策を実施しているそう。例えば、スタッフとなる「キャスト」採用時には、個人情報の取り扱いについて研修を実施し、キャスト一人ひとりと秘密保持契約を結んでいるのだとか。また、利用者とキャストでお互いに評価をつけ合うシステムになっていて、セキュリティや物損事故などに細心の注意を払っているそうです。
利用者側も、通帳やお金、貴金属などの貴重品、個人情報が記載されている郵便物などは、目につかないところに置くなどの予防策が必要ですね。無防備であることは、自分からリスクを増やしてしまいかねません。家事代行サービス会社によっては、必要に応じて金庫の貸し出しも行っているようです。セキュリティを気にする人は、ここまでやるのがいいかもしれませんね。