「なんで首にガムテープ巻いてるの?」
お笑い番組を見ていた子供の純朴な疑問に、おもわず噴き出した親もいたという。3月15日に放送されたバラエティ番組「ザ・ベストワン」(TBS系)にMC陣の一人として出演した水原希子が、その独特なファッションで注目を浴びたというのだ。
「水原はMC自体が初挑戦ながら、神戸出身ゆえに吉本新喜劇を見て育ったこともあり、お笑い番組への親和性は意外に高かった様子。当初危惧されていた違和感はさほどなく、どんなネタにも大きな身振りで笑う様子は視聴者にも好評だったようです。ただひとつ気になったのはそのファッション。お笑い番組の女性MCはシックなワンピースやドレスなど主張しすぎない衣装を着るものですが、水原は普段通りの黒系ミニワンピで美脚をアピール。胸元が大きく開いたデザインでデコルテも全見せし、まるでトーク番組のゲストさながらでした。そして視聴者の注目は、首元を彩るチョーカーに集まっていたのです」(女性誌ライター)
それが冒頭で紹介した「ガムテープ」だったのである。そのチョーカーは茶色っぽい色合いと太さといい、確かにガムテープのよう。ただよく見ると首の後ろにリボンが結んであり、どうやら幅広のリボン型チョーカーだったようだ。
「水原の衣装は全身が黒で、胸元に白いレースをあしらっただけのモノトーン。そのためチョーカーを差し色にしてアクセントをつける狙いだったのでしょう。そしてチョーカーの色もよく見るとオレンジ色だったようです。しかし番組MCは映る機会こそ多いものの、その本質はあくまで主役の芸人を支える縁の下の力持ち。ファッションでアピールする立場ではないのですから、チョーカーでアクセントをつけようとした時点で失敗だったのではないでしょうか」(前出・女性誌ライター)
ただ、お笑い番組のMCとして「ガムテープを首に巻いた人」として覚えられることは、ある意味で正解だったのかもしれない。
(白根麻子)