夫の東出昌大が自らの不貞について釈明する会見を開いた一方で、ほとんど音沙汰のない妻の杏。3月22日には実父の渡辺謙が主演する舞台「ピサロ」を戸田恵子と連れ立って観劇したようだが、新型コロナウイルスへの対策もあって終演後の関係者挨拶もなかったという。
そんな杏を巡って業界では、不貞騒動は沈静化に向かっているとの見方が有力だという。
「今回の騒動で東出は炎上しましたが、実は被害者であるはずの杏も、立ち位置が微妙になってきました。世間は子育て中に不貞された杏に同情的なものの、夫と断絶状態の現状では新たなCMはオファーされにくいもの。現在出演している大手家電メーカーのCMは、子育て中の良妻賢母ぶりを買われての起用ですが、そのイメージが保てなくなっているのです」(芸能ライター)
それに加えて杏はエッセイストとしても活動しているが、今後の執筆活動では何をテーマにしたところで、世間から「なぜ東出の不貞にはまったく触れないの?」と勘繰られてしまうのは避けがたいところだろう。
「そして女優業の方でも東出不在の状況でドラマに出演すれば、口の悪い向きからは《ワンオペ育児だって騒いでいたわりには、ドラマに出る余裕はあるんだね》などとイジられてしまう恐れもあり、被害者なのに心無いバッシングを受けてしまいかねないのです。それゆえ女優としての将来を考えた場合、杏の本心は別として、東出のことを許す方向で話を進めたほうが得策との判断になってもおかしくないでしょう」」(前出・芸能ライター)
杏にとって現在の状況は、進むも地獄、退くも地獄といったところなのかもしれない。
(浦山信一)