俳優・東出昌大との不貞報道が今年1月報じられた女優・唐田えりかが、3月29日にスペシャルドラマ「金魚姫」(NHK-BSプレミアム)に出演。波紋を広げている。
「唐田は、志尊淳演じる主人公の元恋人役。しかも、付き合っていた男に捨てられ電車に飛び込み自殺を図るという生々しい役どころで、ネットでは『まだ出るには日浅すぎるでしょ』『唐田えりかの降板なしって。すっごく観たかったのに絶対見ない』といった“アレルギー反応”が起きる一方で、『唐田えりかの金魚姫普通に面白かった』『これからも注目される女優さんになると思うので、頑張ってください!』といった声援も一定数寄せられています」(テレビ誌ライター)
唐田は不貞発覚後、1月期のドラマ「病院で念仏を唱えないでください」(TBS系)を途中降板。清純派女優と見られていたがゆえに猛烈なバッシングを浴びたが、ここに来て少し風向きが変わって来たようだ。
「相変わらずバッシングの声が多いですが、散々たたかれ社会的制裁を受けたことから『もういいではないか』という声も上がっています。また、唐田の所属する事務所は、朝ドラ『ひよっこ』のヒロイン有村架純や、『金魚姫』の放送前日に最終回を迎えた朝ドラ『スカーレット』の戸田恵梨香が所属。NHKが予定通り放送したのは、所属事務所への忖度と見る向きもありますね」(制作会社プロデューサー)
実際、離婚問題に直面している不倫相手の東出よりも、復帰への道は近いとの見立てもある。業界には、一皮むけた“女優・唐田”に期待する声があるのだ。
「年齢的にもいずれは清純派を卒業せざるを得ない。ならばいっそのこと“第二のベッキー”を目指して欲しいですね。ベッキーは昨年、白石和彌監督の映画『麻雀放浪記2020』や今年2月に公開された三池崇史監督の『初恋』で振り切った演技を見せ、今や個性派女優に転身。映画だけでなく、昨年はドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK)や深夜ドラマ『悪魔の弁護士 御子柴礼司-贖罪の奏鳴曲-』(フジテレビ系)でもアクの強い演技を見せ、爪痕を残しています。唐田も、汚れ役を厭わない姿勢にこそ復活のチャンスがあるのでは」(夕刊紙デスク)
“清純派”の殻を破った唐田の女優魂に期待したい。
(窪田史朗)