お笑いコンビ・TKOの木下隆行が、4月5日に放送された番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、一連の後輩芸人へのパワハラ騒動について、改めて口を開いた。
「よゐこ」濱口優の結婚パーティーに出席した際、後輩芸人から集めた金銭を巡ってトラブルになってペットボトルを投げつけたり、後輩芸人のクロちゃんの顔を踏みつけたというパワハラ疑惑が湧き上がった木下。これらの騒動がきっかけとなってか、3月15日に所属していた松竹芸能を退所。放送では、自身の一連のパワハラ騒動について事実を認めたが、MCの松本人志は『後輩から木下をかばう声がでない。そこがちょっと問題あり』とチクリ。他のコメンテーターからも同調する声が上がった。
木下は今月1日に新会社「UtREE」を設立。同日にはYouTuberデビューも果たしているが、こちらも物議を醸しているという。
「YouTuberの最初の投稿で、一連の騒動について『こうなったのはすべて僕が調子乗ってたんや思います』と謝罪していますが、この謝罪動画について『再生回数、登録者数を謝罪動画で稼いでいるように見える』と、『ワイドナショー』に出演していた指原莉乃が苦言を呈しました。さらに木下のYouTubeチャンネルのコメント欄には、『バイト先の飲食店に木下さんが来たとき、はよ持ってこいやボケエ!と罵倒されたあげく無銭飲食しようとされたことを覚えている』などと、飲食店の接客中やロケ先で、木下に嫌な思いをさせられたというタレコミがいくつも書き込まれています」(女性誌記者)
木下のYouTubeチャンネルの登録者数は4月6日時点で8180人。闇営業問題でバッシングを受け、1月末にYouTubeを開設した雨上がり決死隊・宮迫博之は、開始10日あまりで登録者数50万人を突破。どちらも世間からの風当たりは厳しいが、それでも登録数の勢いは雲泥の差だ。芸人としてもYouTuberとしても前途多難の今、木下の芸能活動を危ぶむ声も出ている。
「相方の木本武宏は、木下が松竹退所後もコンビは解散しないと明言していますが、『週刊女性PRIME』は、“事務所で先頭を切って木下を突き落としたのは木本”だと報じています。『ワイドナショー』でも、松本が『相方はわかってくれていると、木下がなんぼ言っても伝わってこない』とコンビの関係性について指摘する一幕がありました」(前出・女性誌記者)
一度下がってしまった好感度を復活させるのは至難の業。コンビの間にも不穏な空気が漂う中、木下隆行に復活の目はあるのか。
(窪田史朗)