V6の井ノ原快彦主演ドラマ「特捜9 season3」(テレビ朝日系)が4月8日にスタートし、平均視聴率は14.2%の好発進となった。
同ドラマは、警察組織の中では風変わりな加納倫太郎係長(渡瀬恒彦)の指揮のもと、他部署ではコントロールしきれない一癖ある刑事の浅輪直樹(井ノ原)、小宮山志保(羽田美智子)、村瀬健吾(津田寛治)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)が集結。ぶつかり合いながらも、盤石のチームプレーで数々の事件を解決してきたが、失態を押し付けられ解散。その後、事件の早期解決を目指す“独立した捜査班”の班長に任命された宗方朔太郎(寺尾聰)が、かつての特捜9メンバーを再集結させるのだが、ある事情で宗方は警察を去ることに。そして、新シーズン初回は、警視総監(里見浩太朗)が新班長に広報課主査の国木田誠二(中村梅雀)を指名するところで終わった。
この展開に視聴者は「笑った。中村梅雀といえば『信濃のコロンボ』こと、長野県警の竹村警部、里見浩太朗はその上司の大森長野県警刑事部長のイメージが強い」「コロンボコンビだ」などの声が上がった。
「中村と里見は、テレビ東京の『信濃のコロンボ』で2001年から2009年、18作をともにした名コンビ。同作はこのところ毎週のように再放送が続いていたので、余計にコロンボのイメージが想起されたのでしょう」(テレビ誌ライター)
特捜9の刑事・新藤亮(山田裕貴)、監察医の早瀬川真澄(原沙知絵)、浅輪の妻・倫子(中越典子)らレギュラーに加え、中村がどのように班長として溶け込んでくるか、注目したい。