4月8日、人気番組「プロフェッショナル仕事の流儀」(NHK)が再放送のリクエストを視聴者に募ったところ、2011年に放送された「SMAP」を熱望する声が殺到。ツイッターでは9日、“SMAP完全版”のワードがトレンド入りするなど、話題が沸騰している。
「8日の深夜、番組公式ツイッターで『2006年1月の放送開始まで遡って、過去の傑作を再放送する準備を進めています。リクエストありましたら、是非お聞かせください』と投稿されると、SMAPに密着した回を求める意見が殺到。さらにこのツイートが拡散され、『ピンチの時は5人が恋しくなる』『今、SMAPが必要です!SMAP帰ってきて!』『こんな時、いつもSMAPが寄り添ってくれました。日本を元気にしてくれるSMAPが見たい!』『これは再放送するしかないですよね』という熱い声が相次いでいます」(女性誌記者)
“SMAP完全版”とは、BSプレミアムで未公開映像やロングインタビューを加え、2011年のクリスマスイブに放送されたスペシャル版「挑み続ける5人のすべて SMAP」。東日本大震災後の被災地でのイベントや、結成後も決して順風満帆ではなかった葛藤もそれぞれの口から語られる。さらに中国・北京で行われたコンサートの舞台裏にも密着するなど、彼らの知られざる一面を見ることができる盛りだくさんな内容だ。
コロナ禍に苦しむ日本を元気にするには、やはり全世代にファンをもつSMAPしかないという世論の表れだろう。
「東京オリンピックが1年先になり、放送枠はガラガラです。しかもコロナ対策でロケが難しい今、SMAP完全版3時間SPの放送も物理的には可能なはず。あとは三方に分かれた所属事務所をどう説得するかNHKの手腕にかかっています」(前出・女性誌記者)
2016年のSMAP解散時に、ベスト盤の発売以外に何もできなかったことを考えると、ファンがそう望むのも無理からぬこと。さらに、こうした意見も聞こえてくる。
「5人が揃うのが難しければ、せめて1人づつでも構わないという声です。元メンバー全員のメッセージが寄せられれば、盛り上がること必至でしょう」(エンタメ誌ライター)
果たして、視聴者の祈りに近い声はNHKに届くのだろうか。
(窪田史朗)