歌手の西川貴教が4月10日に放送された「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演。出身地である滋賀県知事の座を狙っている疑惑が発覚して話題を集めた。
「西川は、地元『滋賀ふるさと観光大使』を2008年から務め、翌2009年から県下で最大の野外イベント『イナズマロックフェス』を主催。滋賀県に30億円規模の経済効果をもたらしていることでも知られています。さらにオリンピックの聖火リレーのオファーも地元から受けるなど、今や滋賀県を代表するアーティスト。番組では、三日月大造・滋賀県知事からの『観光キャンペーンだけでなく琵琶湖の清掃活動に自ら参加されるなど心からありがたく思っています』『何度もご一緒してますが、おっしゃっていることがもう本当の知事みたい』とのメッセージを紹介。そこから“西川が滋賀県知事を狙っている”という疑惑が浮上。松本人志から『今出たら受かる自信はあるの?』と聞かれ、『1回冗談で試算をされた方がいて『間違いなく』と言われた』ことを明かしています」(放送作家)
さらに三日月知事から、国政進出についての話も飛び出したのだが、その可能性は十分にあると先の放送作家は言う。
「西川は、経産省の漫画やアニメの海賊版対策協議会の顧問。さらに番組では、超大物政治家と会食したことも明かしています。さすがに名前は音声を消されていましたが、同席した神田愛花から『一番ブラックって言われてますよね』と突っ込まれ、『おい!』と言って焦る一幕も。いまネットでは、その政治家の名前を巡って実名が飛び交っていますよ」(前出・放送作家)
じつは西川、2017年8月放送のトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)でも、「恐ろしいことに、全然そんな気持ちはないのに、どこどこの党から(出馬して欲しいという話が)来る」と打診されていたことを明かしていた。
「遅くても来年10月には任期満了につき、衆議院選挙が行われます。西川はNHKの朝ドラ『スカーレット』にも出演しており、老若男女に知名度があり、好感度も抜群。再度オファーが来る可能性は十分にありますね」(夕刊紙デスク)
郷土愛が高じて、西川の政界進出はあるのか。今後の活動に注目したい。
(窪田史朗)