4月18日に放送されたKAT-TUN・亀梨和也と山下智久主演のドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系)特別編第2話の視聴率は、10.9%だったことがわかった。同ドラマが通常の再放送でなく、キャストのコメントなどを交えて再編集した“特別編”となったのは、ある事情が絡んでいるという。
「『野ブタ。』は、新型コロナの影響で放送が延期された『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)の代わりに急遽放送されたものです。4月21日発売の『フラッシュ』によると、再放送をそのまま流すと、『なぜ過去のものを放送しているだけなのに金を払わされるんだ』とスポンサーからクレームが入るのだとか。そのため、キャストの新たなコメントを撮ったり、新ドラマのPR映像を加えるなど再編集しているそう。また、テレビで流すには出演者や作家の許諾を文書で取らなければならないため、再放送といってもかなり手間がかかるとのことです」(テレビ誌記者)
そんな「野ブタ。」は、今から15年前の作品ということもあり、初めて見る視聴者の感想がSNS上にたくさん書き込まれている。その中でも、山下の演技に驚きの声が相次いでいるという。
「山下はドラマの中で、語尾に『だっちゃ』『なりー』と付けるなど、常に変な話し方でヘラヘラしている高校生の役を演じています。すると、視聴者から『初めて見たけど、山Pの演技が窪塚洋介の丸パクリにしか見えず、恥ずかしくなってくる』『あの演技は、窪塚ぐらいぶっ飛んだ役者でないと無理』『野ブタ見てると、出演していないのに、窪塚の凄さを改めて実感する』と、山下も出演していたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)のキング役・窪塚と比べる声が殺到。放送当時も、窪塚の演技をそのまま模倣したかのような山下の言動が話題になっていましたが、今回の再放送によって、その疑惑が再燃しているようです」(前出・テレビ誌記者)
山下の演技が窪塚を想起させたことで、ネット上には「池袋ウエストゲートパーク」の再放送を望む声も飛び交っている。それほどの人気ドラマなだけに、15年経った今でも演技を比べてしまう視聴者が相次いだのかもしれない。