毎日、みなさんは何気なく歩いていると思いますが、歩くことは「寿命」に関係しているといわれているのです。
理学療法士の田中尚喜さんの著書「図解 百歳まで歩く」(幻冬舎刊)によれば、正しく歩くことで、正しい姿勢になり、歩いても疲れず、よく歩くようになり、年齢に関係なく筋力がアップし、長寿体質になり、脳や身体の老化予防、生活習慣病予防などにつながる、ということが分かっているそうです。
また、ゆうき指圧院長である大谷内輝夫さんの著書「100歳まで歩ける足腰をつくる!」(マキノ出版刊)にも、健康寿命をもっと延ばすために鍵をにぎっているのが、「歩くこと」と書かれています。健康寿命とは、健康に生きることのできる期間のこと。長生きでも、寝たきりや病床に伏しているのは避けたいものですよね。
歩くことが健康寿命を延ばすポイントとはいえ、最近は新型コロナウイルス感染予防のために外出が減り、どうしても歩く距離も時間も減りがち。なので、家の中でできるだけ歩くようにしたり、その場で足踏みをしたりするだけでもよいでしょう。
ただし、マンションの場合は階下に足音が響くのが心配ですよね。そんなときは、スリッパを履く、防音マットを敷くなどして、音を響かせない方法を試しましょう。