緊急事態宣言のさなかに沖縄にゴルフ旅行に行き、4月15日に新型コロナウイルス感染が判明した石田純一。あまりに軽率な行動に猛批判が寄せられるなか、今度は文化放送のアナウンサーにも批判の声が飛び火しているという。
石田が木曜レギュラーを務めるラジオ番組「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(文化放送)では4月30日、療養による番組欠席をキャスターの斉藤アナが説明。その際に斉藤アナは「相変わらず石田さんを非難する声が番組に寄せられているんです、正直なところを言うとね」と前置きしたうえで、「今は快癒を、そして全快をお祈りいただけないでしょうか。どうかお願いいたします」とリスナーに呼びかけた。その発言が炎上を招いているというのだ。
「斉藤アナには、なぜ石田に非難が寄せ続けられているのか、今一度考えるべきとの声が続出しています。沖縄が県外からの来島を自粛するよう要請していたなか、石田は呑気にゴルフをエンジョイ。そこで体調を崩してホテルで休養したことから、那覇市内の同ホテルは2週間の休業を余儀なくされました。石田は経営する飲食店の打ち合わせで沖縄入りしていたそうですが、緊急事態宣言の只中に現地入りするという、あまりに軽率な行動で沖縄の人々に実害を与えたのです。そんな石田の行動を咎めるなと主張するほうがおかしいと、リスナーたちは斉藤アナに対しても非難をぶつけています」(芸能ライター)
さらにリスナーからは、石田を擁護する斉藤アナの言葉に、明らかな矛盾があるとの指摘も出ているようだ。というのも、石田が休演した30日の放送では、自粛要請が出ているのにパチンコ店に行く人たちについて特集。未だに営業を続けるパチンコ店の様子を伝えたほか、新型コロナ肺炎で亡くなった岡江久美子さんの訃報について「自分のことと思って、パチンコに行く方などは捉えてほしい」と報じていたからだ。
「外出を自粛せずにパチンコ店に行く客のことは問題視するのに、沖縄ゴルフ旅行のあげくにホテルを休業に追い込んだ石田を擁護するのは、ダブルスタンダードと言われても致し方ないでしょう。斉藤アナが石田の快復を願うのは当然ですが、それと彼の行動はまた別の話で、リスナーに批判をやめて全快だけ祈ってというのは、さすがに違和感があります」(前出・芸能ライター)
番組で自らの行動についてきちんと釈明してもらうためにも、石田にはしっかり治していただきたいものだ。
(白根麻子)