5月6日に放送された、NHKの連続テレビ小説「エール」にRADWIMPSの野田洋次郎が初登場し、SNS上で歓喜の声が集まった。
俳優の窪田正孝が主演を務め、二階堂ふみがヒロインを演じる「エール」は、「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」などのヒット曲で知られる作曲家・古関裕而と、歌手として活躍した妻の内山金子をモデルに、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家とその妻の姿を描きだす。
野田洋次郎が演じるのは、作曲家の木枯正人役。窪田正孝演じる古山裕一と共に、新人作曲家としてコロンブスレコードに採用され、今後、窪田と野田の2人が絡んでいく展開に期待が集まっている。
5月6日、野田は楽器ケースを持ち、シャツとジャケット姿で「エール」に初登場。SNSでは「ついに野田さん登場!」「野田さんかっこよすぎ!」との声が寄せられ、放送後は「野田洋次郎」がTwitterのトレンド入りを果たした。
「野田洋次郎初登場の回では、古田新太演じるコロンブスレコードのプロデューサーの廿日市誉と、3月29日に新型コロナウイルス感染による肺炎で急逝した志村けん演じる作曲家・小山田耕三とのツーショットシーンなどもあり、朝ドラファンからは“神回”と言われています。また『エール』には、『君の名は。』『天気の子』で知られる新海誠監督の娘・新津ちせがヒロインの妹・関内梅役で登場していたり、新津ちせの成長後を演じるのが、『天気の子』のヒロイン役の声優を努めた森七菜だったりと、なぜか新海氏に関係する女優が2人もキャスティングされていて、新海ファンからも注目されていました。そんな中、新海作品とタッグを組んで『君の名は。』や『天気の子』の楽曲を担当している野田洋次郎の登場に、『また新海誠つながり!?』『新海作品のファンだから野田さんまで出てきてうれしい』と、ネットでは盛り上がりを見せています」(朝ドラウォッチャー)
「エール」は今後「東京編」へと突入。窪田正孝演じる裕一と、二階堂ふみ演じる音はそれぞれの故郷に別れを告げて、東京で新生活をスタートさせる。野田洋次郎をはじめ、古田新太、野間口徹、仲里依紗、三浦貴大など個性的な役者も登場し、新海誠ファンならずとも、今後の展開に注目が集まる。
(金宮炭子)