モデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優が5月16日放送の「おかべろ」(関西テレビ)に出演し、プライベートでも親交の深いモデル仲間の藤田ニコルを泣かせた過去を振り返っている。
みちょぱは「芸能界の友達で心を許せる数少ない人物は?」との質問に対して藤田の名を挙げたが、1度だけ大ゲンカをしたことがあるとし、「なんか罰ゲームありのゲームをやったんですよ、撮影の合間に。遊び半分で」と高校時代の“ガチゲンカ”エピソードを回顧。
いわく、藤田が「じゃあ次のゲームで負けた人はコーヒーショップで全員分のコーヒー奢りね」と現場に居合わせたスタッフ含め10人分のコーヒー代を賭けたゲームを提案したという。しかし、言い出しっぺの藤田がゲームに負けると、突然コーヒーを買いに行くことを渋り始め、みちょぱが「いや、買いに行かないってなんだよ」と迫るも、藤田は「明日ポケモンの発売日でお金ないからヤダ」と頑なに奢りを拒否したとのこと。
その場には先輩も居たことから、空気が悪くなることを懸念したみちょぱが強い語調で「お前が言ったんだろ!早く行けよ!」と怒鳴ると、ついに藤田は号泣。最終的には“みちょぱが泣かせた”という結末となり、藤田とは半年間ほど一切口をきかない関係になったと振り返っている。
「みちょぱ自身も『本当にすごいしょうもない話なんですけど』と認めるほど、些細なことからの大ゲンカとなったわけですが、ネットではこのエピソードを聞いて“藤田ニコルにイラついた”とする反応が出る始末。自ら言い出しておいて、いざ自分が支払わなければならない立場になった途端に泣いてその場を乗り切ろうとした点には、『お金がないなら最初からそう言うべきだし、自分がもし勝ってたら買ってもらったコーヒー普通に飲んでたよね。人間としてズルい』『どうしてもにこるんのアザとさが絵に浮かぶ』『前にもこの話聞いて藤田ニコルが大嫌いになった。他の子が負けてたら絶対に買わせてたはず!』との非難の声が出ています。一方で、“お前、早く行けよ”といったみちょぱの荒々しい語調も十分空気を悪くするものだとする意見もあり、『ある意味どっちもどっち』『皆の前で泣く人も、口悪い人も苦手』との指摘も。なお、みちょぱはその大ゲンカの後も2人だけの撮影に臨む機会があったとし、そこは“プロ根性”でお互いに笑い合っていたと回想しています」(芸能ライター)
今やモデル界屈指の稼ぎ頭としてあらゆるバラエティ番組から引っ張りだこ状態となっている藤田。だが、そんな彼女にも、ポケモンのソフトと10人分のコーヒーを全て購入することが経済的に不可能だった時代があったというのは、なんとも微笑ましいエピソードだと言えるだろう。
(木村慎吾)