“ジャニーズきってのチャラ男”ことNEWS・手越祐也が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う社会貢献プロジェクト「Twenty★Twenty」のメンバーから外された。緊急事態宣言下の4月下旬、女性らとパーティーを開催。飲食店に出かけていたことが「週刊文春」に暴かれたからだ。ジャニーズ事務所は「Smile Up!Project」を通じて、不要不急の外出を控えるように連日にわたって呼びかけていただけに、軽率な行動をとった手越に処分が下った。
女性スキャンダルでこれまで幾度となく週刊誌を賑わせてきた手越。だが、男気あふれる性格ゆえ、敵は少ない。Kis-My-Ft2の千賀健永にいたっては、ジャニーズJr.時代、“お触り”の魔の手から助けてもらっている。アイドル誌記者が振り返る。
「Jr.時代は、2人にキスマイの宮田俊哉を含めた3人で一緒に帰ることが多かった。手越と千賀は同じ路線だったのですが、ある日の電車内で、千賀が痴漢に遭いました。中学2年生の美少年のお尻を優しく何度もさすってきたのは、まさかの女性。『ヤバイ。俺、触られてる』と手越に助けを求めると、手越はその女性の手を引っ張って、次の駅で一緒に降りたのです」
突然のことでどうしていいのかわからなかった千賀は、電車に残ったまま。ホームで話し合いをしている2人の姿を窓から見て、「長くなりそうだから、先に帰った」と振り返っている。置き去りにされた手越は、それでも一切怒らず。笑い飛ばしてみせる懐の広さを見せたという。
手越は千賀の3歳上。02年12月1日に入所し、偶然にも同日にHey! Say! JUMP・八乙女光、キスマイの玉森裕太が門を叩いていている。千賀は翌03年、地元・愛知でジャニーズJr.研究生として始動した。キャリアは1年しか違わないが、手越は下積み時代をほとんど過ごすことなくアイドル路線に乗ったため、千賀は初めて会ったとき、思わず「あっ、芸能人」と漏らしたという。
「千賀は今では、“強火の手越担当”を公言するほどの大ファン。16年に『ザ少年倶楽部プレミアム』(BSプレミアム)に出たとき、玉森裕太、宮田とで『手越くん最強じゃね?』みたいな話になり、翌17年2月、同番組に手越の出演が決まったときは、『おい、また(手越に)会えるぞ!』と色めき立ったといいます。千賀は、手越が金髪だったころ、マネして染めたこともあります」(前出・アイドル誌記者)
Twenty★TwentyにはNEWSから増田貴久、小山慶一郎、加藤シゲアキの3人が参加。千賀にとっては、少し残念なユニットになったかもしれない。常に枠からはみ出した生き方をしてしまう手越。憎めないのは人徳か。
(北村ともこ)