安倍晋三首相の昭恵夫人が「補償がないと店が潰れる」と、小池百合子東京都知事に対し怒り心頭であると「NEWSポストセブン」が5月21日に報じ、話題を集めている。
記事によると、昭恵夫人は東京・神田で居酒屋を経営しているが、新型コロナウイルスによる飲食店への休業要請のため4月8日から休業中。このため、昭恵夫人は「補償がないと店が潰れちゃう」と周囲にぼやいているというのだ。
「東京都では5月に入ってから最大百万円の“休業協力金”の支給を始めています。この金額は他の自治体よりは恵まれてるといえるのですが、昭恵夫人の店はかなり儲かっていたようですからね。とても百万円ぽっちじゃ追いつかないのでしょうし、小池都知事に対して文句のひとつでも言いたい心境なのでしょう」(週刊誌ライター)
このニュースを受けネットには「他の飲食店はテイクアウト営業に転換するなど、血の滲むような経営努力をしてますが、昭恵さんはそういった苦労はしてるのですか?」「都知事に文句言う前に旦那に言いなよ!」「あなた総理夫人でしょ?文句言う相手間違ってますよ!」「国民はみんな外出や娯楽を我慢してるのに、個人的な“桜を見る会”開催したり大分まで旅行に行ったりやりたい放題じゃん。文句言う前に自分の行動を振り返ってみろよ」「あんたが趣味でやってるような店が潰れようと知らんよ。潰れたってご自分の生活が脅かせるわけじゃないのに」といったブーイングが多数寄せられる事態となっている。
「首相夫人として、満足な休業補償金もなく経営が立ち行かなくなる店舗が増えていることに憂えているのかと思ったら自分の店の話ですから呆れますね。経済的補償をする気がないのは政府なんですから、まずはご主人に文句言えばとなりますよ」(前出・週刊誌ライター)
首都圏の緊急事態宣言解除の兆しもようやく見えてきたが、東京高検の黒川弘務検事長の辞任問題とともに、“昭恵夫人問題”も安倍首相にとって頭痛の種となりそうだ。
(石見剣)