さすがに滝沢秀明副社長も堪忍袋の緒が切れたようだ。ジャニーズ事務所が5月26日、同社所属のNEWS・手越祐也を無期限の活動自粛処分にすると公式サイトにて発表したもの。
手越は日本全国が新型コロナ対策で外出を自粛していた4月下旬、女性たちを伴って飲み会に興じていたことが「週刊文春」にてスクープされていた。これまでもスキャンダルには事欠かなかった手越だが、さすがに今回の一件には滝沢副社長や事務所側も怒り心頭の様子で、手越はジャニーズタレント76人が参加するチャリティユニット「Twenty★Twenty」からも外されるという厳重ペナルティを喰らった。
そんな手越に対しては“テゴ担”と呼ばれるファンから〈無期限自粛って厳しすぎない?〉〈手越君だけが悪いわけじゃない〉といった擁護論も出ているようだ。その一方で手越以外のNEWSメンバーを応援しているファンからは〈ほっとした〉との声もあるという。
「6月にはもともとNEWSのツアーが予定されており、東名阪の3大ドーム公演が行われるはずでした。新型コロナの影響により5月15日には中止が発表されていましたが、チケット購入者への連絡では《振替公演につきましては、開催実現に向けて調整しております》と記載。返金を待てる購入者に対しては《もうしばらくお待ちください》と、チケット振り替えの可能性を残していたのです」(芸能ライター)
そのため増田貴久、加藤シゲアキ、小山慶一郎らのファンはあえて払い戻し手続きをせず、いつ行われるとも分からない振替公演をじっと待っていたというのである。
「しかし今回、手越が無期限自粛になったことにより、振替公演の可能性は限りなくゼロに近づきました。チケットは完売のはずですが、ここはジャニーズ側としても仕切り直しの意味も込めて中止を決断せざるをえないでしょう。そうなればあてどなく振替公演を待ち続ける必要もなくなり、増田担、加藤担、小山担たちは浮いたチケット代をほかのジャニ活に使えるというわけです」(前出・芸能ライター)
公演中止で胸を撫でおろすというのも皮肉な話だが、テゴ担以外のNEWSファンは手越の無期限自粛に納得しているのかもしれない。
(白根麻子)