タレントの加藤紗里が5月25日、自身のインスタグラムを更新。自身や家族に対するネット上の誹謗中傷について持論を述べた。
加藤はSNS上で寄せられたフォロワーからの質問に答える形で、「1番多かった一問一答の質問について長くなりそうなのでまとめます。」と前置きし、「メンタルの強さの秘訣についてや、誹謗中傷どう思う?やアンチを訴えないの?コメント欄一度封鎖した方がメンタルやられちゃうよ。りりちゃんの顔出しして!などたくさんいただきました。」とし、いくつかの質問にまとめて回答した。
続けて加藤は「紗里自身、誤解している人が多いと思うけど当時4年ほど前に起きた件によって事務所にも入っていなかった一般人だった紗里がいきなり芸能界に入り、売名とか踏み台にしたなど散々叩かれ世間が全員敵に思えて生きるのが辛くなった時期がありました。もちろん実家も晒されて親にまでいたずら電話や誹謗中傷がいきました。何度も何度も、芸能界に引きずり込んだ例の芸人を恨みました。感謝など1ミリもしてません。でも一つだけアンチのおかげで気づきました。踏み台にした売名をしたとゆわれるのならば踏み台にすらならないくらい踏み台にしてやろうと。」と、過去の自身を取り巻く騒動について述懐。
さらに誹謗中傷で荒れる自身のSNSのコメント欄を封鎖しない理由として、「紗里のコメント欄はゴミ箱のようなものだから、みんなの日頃のストレスのはけ口。それを封鎖したら違う人のコメント欄に罵詈雑言を書きこむでしょ??公人な以上叩かれるのは当たり前。覚悟はできてます。」と、芸能界で生きてく以上、炎上も上等という心構えを示した。
とはいえ、加藤も4月28日に生まれた長女に同じ思いをさせたくはないようで、「りりは絶対に芸能界には入れないし顔出しもしません。」と母親としての顔も見せ、「そして今やっと例の芸人にありがとう。紗里を強くしてくれて」と、謝辞を述べている。
「例の芸人とは、一時期交際していたとされる狩野英孝さんのことですね。彼との交際、そして別離のトラブルなどを巡って狩野さんも加藤さんも随分叩かれましたし、辛い思いもしたのでしょう。それでも、加藤さんは騒動を通じて芸能界で生き抜くための術や覚悟を身につけたのではないでしょうか」(芸能誌ライター)
加藤は最後に「紗里が出来る事は何も無いけど、紗里と同じ思いをしない様に、死ぬ事が馬鹿に思えるぐらいにYouTubeで馬鹿なことやっていこー」と、今後についての意気込みも示した。
この投稿にネットでは「炎上芸能人としての気概を見た」「加藤さんの場合は誹謗中傷されればされるほど稼げるんだし、SNSが荒れるのも計算済みでやってるからね。でもすべての芸能人が“炎上上等”と思ってるわけじゃないし、中には思った以上に精神的ダメージを受けてしまう人もいる。そこはすべての人が気をつけてやらないと」「紗里ちゃんは本当にメンタル強いよね」といった様々な意見が寄せられている。
これからも加藤はタフに、そして前向きに芸能界を泳いでいくのだろう。その生き様を見守りたい。
(石見剣)