お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹が呆然と立ち尽くしていた……。5月29日発売の「フライデー」が戸惑う稲田の姿をキャッチしたが、いったい何があったのか。
記事によると、稲田は5月下旬の昼下がり、タクシーで東京・汐留の日本テレビへ。関係者通用口から入局しようとするも、警備員に制止されたようだ。独特の風貌が災いし不審者と思われたのか。いや、同じ日本テレビでも行き先を間違えたようだ。稲田はタクシーに戻り、日本テレビの番町スタジオへと向かったという。
トレードマークの“ブサイク”のおかげで、何度も憂き目にあってきた稲田。警備員に不審者と思われるくらいは序の口だろう。でも、理不尽な思いをしても見事な切り返しで乗り越えてきた。
2019年7月25日に放送されたバラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、芸人仲間が稲田の魅力を語った。お笑いコンビ・アキナの秋山賢太は、街中で一般の人から稲田が「ゾンビ、ゾンビ」と揶揄されたエピソードを披露。稲田は気分を害するどころか、逆に「ゾンビに申し訳ない」と返したという。でも、暴言を吐かれて傷つかないわけがない。藤崎マーケットの2人は「街中でひどいことを言われたとき、辛くない?」と質問したときの稲田の回答を紹介。稲田は「どんだけ辛くても焼肉は美味しい」と答えたというから、驚くほどのメンタルの強さだ。
「19年9月26日放送のバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に稲田が出演した際は、小学生相手に見事な切り返しをしたエピソードが披露されました。小学生に『お前の顔、キモい』と言われた稲田は笑いながら『顔だけちゃうよ』と言ってのけたそうです。稲田の切り返しはメンタルの強さとともに、ギスギスした空気を一瞬で変えるユーモア精神にあふれています」(テレビ誌ライター)
そのうち、「稲田の名言日めくりカレンダー」でも発売されそうだ。
(石田英明)