“トヨエツ”こと豊川悦司主演のドラマ「愛していると言ってくれ」(TBS系)が5月31日から4週に渡って再放送。艶気あふれる当時の容姿に驚く声が相次いでいる。
「同作は1995年に放送され、最終話で最高視聴率28.1%を記録した恋愛ドラマの金字塔。聴覚障害を持つ新進気鋭の画家・榊晃次(豊川)と女優を目指す水野絋子(常盤貴子)の言葉を超えたラブストーリーです。恋のライバル、元カレなどが次々に襲いかかる今から思えば韓流ドラマを思わせる展開に、当時はハラハラドキドキ。脚本を手掛けたのは“恋愛の神様”と謳われた北川悦吏子氏。31日に放送されるや、“#愛していると言ってくれ”“トヨエツ”がツイッターのトレンド入りしました」(テレビ誌記者)
31日の放送では、本編の第1話から第3話までをノーカットで放送。携帯電話もなく電話ボックスから待ち合わせの喫茶店に電話を掛けたり、コンビニからファックスを送るシーンも新鮮だったが、とりわけ視聴者を驚かせたのが、30歳代前半だったトヨエツからダダ漏れする艶っぽさ。
「今でこそ演技派の大御所ですが、当時はキムタクと人気を二分するほどのイケメン俳優。今の綾野剛や松田翔太を思わせる“元祖爬虫類顔”のセクシーぶりは、今の若い女性から観ても惹かれるようです」(女性誌記者)
そんなトヨエツには、ちょっと笑える秘話がある。デビュー当時、「たけし軍団」に誘われていたというのだ。
「2016年9月、『あさイチ』(NHK)のトークコーナーにトヨエツが初出演した時に明かされました。劇団からドラマや映画に活躍の舞台を移したトヨエツは、オーディションで北野武監督の映画『3-4X10月』(1990年公開)に出演。打ち上げの席で『たけし軍団に誘われた』とコメントしたのです。『多分、事務所が決まってないと思われたんでしょうね』と話していましたが、当時のMC・井ノ原快彦と有働由美子アナの二人は、軍団に入っていたらどんな芸名になっていたのかと興味津々。有働アナは『NHKでフルで言える名前だといいですね』といってスタジオの笑いを誘っていました」(放送作家)
25年の前のトヨエツの“色気”は、回を追うごとに反響を呼びそうだ。
(窪田史朗)