関ジャニ∞の村上信五が6月1日放送の「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)に出演し、2020年度の「紅白歌合戦」(NHK)でリモート司会を任される可能性に興奮している。
かねて紅白の司会という大役を目標として掲げてきた村上は、新型コロナウイルスによる影響で開催自体が不安視されている状況について、「今年はできへんやろ。リモート紅白か。リモート紅白や!おいマツコ!マツコあるぞ、リモート紅白やて!」と突如鼻息を荒くした。
共演するタレントのマツコ・デラックスはこれに「リモート紅白やて?」と呆れたが、村上は再び「リモート紅白やったら俺(司会やれる可能性)あるやろ。リモート司会者」とハイなテンションに。「そんな事言ってる奴にはオファー来ないよ」とマツコから突っ込まれると、「言うな、答えを 笑」と現実的な指摘にただただ困惑している。
「たしかに村上の軽快な関西弁から繰り出されるテンポの良いトークや回しには定評があり、ジャニーズ所属タレントのイメージを180度覆すような働きぶりを見せていると言えます。また、フジテレビでは27時間テレビの総合司会を、ビートたけしと共に任されたこともあり、紅白司会への淡い期待を寄せたくなるのも理解できます。しかし、ネットでは村上のキャラクターは完全に“バラエティ向き”だとする声が多く、紅白のように細かく定められた台本に忠実に進行しなければならない緊迫感のある大舞台には不向きであるとの指摘も。その理由としては『申し訳ないけどただただうるさいイメージしかない!』『ちょっと場違い』『この人の紅白司会は無理。ワザとらしい、そしてウザい』などの手厳しいものが並び、中には村上ファンと思しきユーザーによる『もうさ、村上さんさ、叩かれてんの辛いのよ。言霊わかるけどさ、もう紅白ネタは身内だけにしとこうや。わたしらにはなんぼでも言ってくれたら良いし、いけるって思ってるけど、もうネタにされてるやん?』との悲痛な叫びも上がる始末です」(エンタメ誌ライター)
村上からすれば、同事務所の嵐の二宮和也や櫻井翔、相葉雅紀といったメンバーが毎年のように司会を任されている現状に、より一層のライバル心を燃やしているのかもしれない。
とはいえ、キャストを決めるのはNHK。果たして同局が“バラエティ特化型”な村上の司会抜擢を考慮する日は来るのだろうか。今後の展開に注目したい。
(木村慎吾)