放送中の朝ドラ「エール」(NHK)で情感あふれる心地よい声でナレーションを務めている津田健次郎。名前を聞いてピンとこない人もいるかもしれない。津田は渡辺謙と同じ「演劇集団 円」の養成所で演技を学び、1998年10月には蜷川幸雄演出による藤原竜也主演舞台「身毒丸」で俳優デビューもしている、演技力のあるイケメン声優なのだ。
実は、先日再放送されて高視聴率を獲得した「JIN-仁-」(TBS系)第1話にも、大沢たかお演じる南方仁が勤める東都大学付属病院の医師として出演しているため、アニメ「テニスの王子様」(テレビ東京系)で演じた乾貞治の声をきっかけに津田のファンになった人々の間では、「仁」第1話はお宝映像になっているという。
「『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レンの吹き替えや、アニメ『薄桜鬼』(TOKYO MX系)の風間千景の声などとしても知られている津田ですが、アニメ好きの間ではとても人気が高く、今回の朝ドラ『エール』でのナレーション担当の発表があった時は、ネット上で大きな歓声があがったほどです。津田の存在を知らなかった視聴者からも『朝ドラのナレで知った津田健次郎の声に癒される』『朝ドラで知った津田さん。高価で取引されてる1st写真集の表紙だけで艶気にやられた』『津田さんの声にやられ、ネットで画像検索してもう1度やられた』といった声があがっています」(女性誌記者)
長瀬智也主演「池袋ウエストゲートパーク」(TBS系) 第8話、井上真央主演「花より男子」(TBS系)第2話などのドラマにも出演している津田。ドラマの再放送が多い現在、過去の津田を見られる機会に遭遇するかも?