俳優の原田龍二が6月12日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、不貞騒動に揺れるお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建について「コメントできる立場にありません」と語った。
自身も昨年5月、愛車内での“4WD不貞”を報じられていた原田は、無期限での活動休止を発表した渡部に関して振られるも、「毎日反省の日々です。よそ様のことはコメントできる立場にありません」と返答した。
また、車内での情事に関して記者から際どい質問をぶつけられた謝罪会見のVTRが大きな反響を集めたことから、タレントのミッツ・マングローブが「あれ(テレビで)流すとカーンって数字上がるんです」と視聴率への影響を指摘。すると、原田は「もがきながら毎日過ごしています。日々精進だと思っています」とだけ述べ、現在も継続して猛省中だという姿勢を崩さなかった。
「多目的トイレの中で不貞をはたらいたとされる渡部と、愛車で逢瀬を重ねた原田とでは事情が若干異なりますが、妻を裏切る行為をしたという点では同じです。ただし、原田の場合は同番組のレギュラーを休むことなく出演できている。レギュラー番組全ての降板の可能性も報じられる渡部とは大違いの処遇ですが、ネットではこの差について『原田さんは人間的にもキャラ的にも、やってしまった事はダメだけど、どこか愛嬌のあるキャラだったのが救われたのかな』『原田さんは好感が持てるんだわ』『原田さんも最低な事をしたけど、嫌いになれない。単純で素直で一生懸命な感じがするからかな』などと指摘する声があります。不祥事の内容よりも、その後の謝罪の仕方や態度などが運命の分かれ道なのかもしれません」(テレビ誌ライター)
謝罪会見での真面目かつ正直すぎる答弁やその後の反省した様子など、騒動発覚後の振る舞いが原田の禊をスピーディーに終わらせたのだとすれば、雲隠れ状態の渡部には険しい道のりが続く事も考えられる。
芸人仲間や相方の児嶋一哉からは私生活において傲慢さが垣間見られたとも明かされた渡部。再び芸能界でのグルメ王の座に戻りたいのであれば、まずは謙虚な姿勢を崩さない原田のやり方を見習う必要がありそうだ。
(木村慎吾)