複数女性との不貞関係を報じられたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建がかつて出演したトーク番組の中で、タレントが不貞をすることのリスクについて言及していたとして大きな話題を集めている。
2017年12月3日に放送された鼎談番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)の未公開スペシャルにおいて、渡部はカンニング竹山と有吉弘行と共に出演していた。当時すでに女優の佐々木希の夫という立場だった渡部に対し、竹山が「渡部くんが不貞してバレるところをちょっと見たいんだよ。どうなっちゃうのかっていうのをじっくり見てみたいんだよ」と語りかけると、渡部は「じっくり見たいって、それがもう今のワイドショーの文化じゃないですか」と冷静に反応。
これに対し、有吉は渡部を指差しながら「しないでしょ、もう」と不貞する必要がないほど公私共に充実した日々を過ごす渡部を羨むように語り、「今このご時世で(不貞)してる人って相当だよ」とも言及。すると“当時”の渡部もこれに同調しながら「相当根性あるよね、今ね(不貞をする人間は)」と何かを噛み締めるように深く頷き、不貞のリスクを認識していることを窺わせた。
「2017年といえば、お笑い芸人の雨上がり決死隊・宮迫博之や板尾創路、おばたのお兄さん、そして、渡部とは名前が一文字違いの俳優の渡辺謙、政治家の今井絵理子議員、山尾志桜里議員など、様々な不貞疑道が氾濫していた時期です。そうしたニュースを渡部もしっかりと見ていたのか、当時の収録では“今不貞をするやつは相当根性あるよね”と発言。その後の表情や大きく頷いた点は今思えば何かを抱えていたようにも見えますが、報道によると、まさにこの時期も裏で渡部は浮気相手との逢瀬を重ねていた。奇しくも現在ワイドショーのコメンテーターを務めている竹山と、発言に大きな影響力のある有吉の前で何食わぬ表情のまま不貞について言及する渡部の出演シーンについて、ネットでは“神回”“超お宝映像”との呼び声や、『渡部さんの“根性”見せてもらったな』との失笑も漏れる始末です」(芸能記者)
一方で、当時不貞が発覚したタレントの多くはそのまま芸能活動を自粛することなく継続させており、現在よりは不貞へのペナルティーも若干軽かった印象だ。
つまるところ、より大きな社会的制裁が下されてしまう2020年において複数の女性と不貞に至ってしまう人間は、さらに“根性のあるタレント”ということになるのかもしれない…?
(木村慎吾)