不貞問題に揺れるお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が今年2月、島暮らしへの憧れを語っていたとして注目を集めている。
女優の佐々木希を妻に持ちながら、複数女性との長期間にわたる不貞関係を報じられた渡部。安定感のある司会ぶりや、食への造詣の深さを生かしたグルメ芸人としての存在感で活躍していたこの男の収入に関し、デイリー新潮は6月20日配信の記事で、独自に「年収はザッと2億5000万円くらい」と算出した。
その中で、同誌は渡部が出演する「渡部の歩き方 グルメ王の休日」(Hulu)の第95話「淡路島 旅館料理の旅」編における気になる発言を抜粋。今年2月より配信されている同放送回で、今後の芸能界における抱負を尋ねられた渡部は「なんか俺、今後とんでもないスキャンダルを起こして、東京居られなくなったら、この島(沼島)に来ようかな。優しそうじゃん、島の人も。『うわー、渡部来た! ゆっくりしていきなよ』なんて…。たけしさんがさ、FRIDAY事件の後とか、よく言うじゃん、『どっか離島に居た』とかさ。ああいうこと想像してたんだよなぁ」と、仮にスキャンダルを起こした場合の身の振り方について語っている。
この渡部の“構想”を聞いたスタッフから「なにか心当たりあるんですか?」と返されると、「いやいや、何があるかわかんねえ、このご時世だってさ。そういうこと考えてたね。今日も芸能ニュース見てたら、世知辛いじゃん…」としみじみ。
「渡部が世知辛いと語っていた2月頃の芸能界といえば、俳優の東出昌大による女優の唐田えりかとの3年不貞や、鈴木杏樹と喜多村緑郎の熟年不貞が週刊誌やワイドショーを騒がせていた真っ只中。奇しくもそれらのスキャンダルを報じた週刊文春から自らも特大のバズーカを食らってしまった渡部ですが、やはり気になるのは番組スタッフからの質問にもあったように、当時から“スキャンダルで東京に居られなくなるような心当たり”があったようにも解釈できる点です。本人は“何があるかわかんねぇ”と語っていますが、不貞に手を染めず、私生活でなんら問題を起こしていなければ、沼島を駆け込み寺とする発想自体が出てこないでしょうからね」(芸能ライター)
日刊ゲンダイDIGITALは20日、現在の渡部が自宅マンション内にひたすら龍城し、佐々木の母親を含めた3人での同居生活を送る“針のむしろ”状態だと報じている。
渡部の心には今頃、沼島の長閑な風景がぼんやりと浮かんでいるのかもしれない?
(木村慎吾)