Kis-My-Ft2は来年でCDデビュー10周年を迎える。来年に向けて弾みをつけるべく、3月にリリースされた最新アルバム「To-y2」は、1stアルバム「Kis-My-1st」から10作連続で首位を獲得。勢いに乗って4月9日、東京ドームでスタートする予定だった5大ドームツアー「Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2020 To-y2」を成功させたかったが、新型コロナウィルスの感染拡大によって中止になった。
メンバーはおよそ10年で、それぞれが映画やドラマ、バラエティに対応できるスキルを身に付けた。デビュー直後、7人にバラエティを教えたのはよゐこ・濱口優だ。「濱キス」(テレビ朝日系)で共演。以降、公私ともに彼に師事した。
その後、独自のルートで芸人ネットワークを拡大していったのは、リーダーで最年長(34)の北山宏光だ。
「北山は師匠である中居正広のように司会を担うことが多いため、20代からトークを磨こうと必死でした。食事をした芸人さんの1人に、大先輩である今田耕司がいます。今田と飲むと、必ずピン芸人のハロー植田が付いてきます。B’z・稲葉浩志のものまね芸人としてでしかテレビに出ていない植田からも、北山は何かを得ようと必死だったそうです」(芸能関係者)
今田のかつての右腕だった元カラテカ・入江慎也とも“接触”していた。入江といえば昨年、闇営業問題の首謀者として吉本興業を解雇されている。北山とは15年3月に放送された「大人のKISS英語」(フジテレビ系)のドッキリ企画で共演。その際、互いの携帯電話を使って連絡を取り合うシーンがあったため、当時はプライベートで交流があったと思われる。
「闇営業問題で謹慎を食らった芸人さんといえば、ザブングル・松尾陽介。松尾はスマイメンバーの千賀健永とも共通の知り合いのようです。ちなみに千賀はスピードワゴン・小沢一敬と仲がいいので、かつて一軒家を借りて同居していたチュートリアル・徳井義実とも飲む仲でした」(前出・芸能関係者)
北山が裸の付き合いをしたのは、サバンナ・高橋茂雄。番組で共演後、仲間芸人との食事会に招かれて、しゃべりのプロフェッショナルたちと対話。「俺、トークつまんねぇな」と落ち込んだという。高橋とはその後、共通の趣味であるサウナでバッタリ再会。サウナ愛好家同士、話が弾んだことだろう。
北山の華麗なるネットワーク。30代後半に差しかかったときに目指すのは、情報番組のコメンテーターか?
(北村ともこ)