主演映画が大ヒットの千眼美子、教団の教えに反してマスク着用か

 女優の千眼美子(本名・清水富美加)が主演する映画が5週連続で観客動員数1位を獲得。大ヒットの秘密について、6月25日発売の『週刊新潮』が報じた。

 記事によると、5月15日に封切られた映画「心霊喫茶『エクストラ』の秘密」は、「幸福の科学」の大川隆法総裁が製作総指揮で、全国167館で上映。千眼演じる喫茶店で働くヒロインが、悪霊などで悩む人たちの話を聞き、解決に導くストーリーだ。

 2月のモナコ国際映画祭では、最高賞にあたる最優秀作品賞や最優秀主演女優賞など4冠に輝き、国内では5週連続で観客動員数1位。どれほどの名作だろうと期待が高まるが、教団のプロパガンダ色が強い映画だとか。しかも信者にはチケット購入の事実上のノルマが課せられ、捌けなければ自分で何度も鑑賞することになる。同誌は都内の劇場で女性信者を直撃したところ、3回目の鑑賞だったという。その事実にも驚かされたが、コロナ禍にも関わらず、その女性はマスクをしていなかったというのだ。女性はマスクをしないのは教団の教えだというのだが……。

「5月7日配信の『ハーバー・ビジネス・オンライン』によると、大川氏が2月22日、香川県内で行われた講演で、信者に向かって(マスクは)実際全然要りません。(中略)コロナウイルスを死滅させることも可能です。そういう法力を持っております』と演説したことが、機関紙『ザ・リバティ』のWEB版に掲載されているようです」(週刊誌記者)

 教団では“マスクは必要ない”との教えのようだ。では、主演女優の千眼はというと…。

「バッチリ、マスクを着けていました。6月22日更新のインスタグラムでは“あごマスク”でしたが、6月12日更新分ではしっかりとマスクをしています。5月23日の更新でもマスクを着用した写真を投稿しています。おそらく、コロナ対策でしょう」(前出・週刊誌記者)

 教団の怒りに触れなければいいのだが…。

(石田英明)

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