お笑いコンビ・EXITのりんたろー。が6月24日放送の「グータンヌーボ2」(関西テレビ)に出演。仕事を優先するあまり、最愛の女性との別れを決断した過去があるという。
吉本興業主催の「男前ランキング」と「ブサイクランキング」の両部門で上位にランクインするなど、その容姿を巡ってはハンサムかそうでないかで意見がくっきりと分かれるりんたろー。。現在はお笑い第七世代に属するホットなコンビとして大ブレイクを遂げていることから、恋愛はどちらかというと二の次な状況で、「やっと手に入れた環境なんで、そこを失いたくない」と仕事優先な一面を窺わせた。
また、最近は「一生添い遂げたい、結婚するならこの人」と確信するほどの女性と出会ったが、「その人が『会いたい!会いたい!』みたいになる人で、そこに僕が応えていたら、仕事できなくなっちゃうと思って…本当に好きだったんですけど、その人と離れた」と告白。お互いに好きな感情のまま破局したことについて、「そんな別れ方あるんですか?」と共演者から驚かれると、りんたろー。は「僕も思いました。こんなに好きなのに離れるんだみたいな」と振り返っている。
「一生添い遂げたいとまで表現した女性と別れることを選んだのは、やはりりんたろー。が現在のブレイクを手にするまでに要した時間と苦悩の日々が無関係ではないでしょう。2008年に吉本の養成所に入り、鳴かず飛ばずだった当初は同期の相方とコンビ・ベイビーギャングを結成。バラエティ番組にも出演し始め、注目を集めていた矢先に相方が不祥事で吉本を解雇され、解散を余儀なくされてしまう事態に直面しました。その後は単独でオネエ漫談などにも手を染める迷走ぶりとなりましたが、2017年に5年も後輩の兼近大樹と新コンビを結成。一躍大ブレイクを果たすと、またしても相方・兼近のスキャンダルが報じられ、コンビとしてのピンチを迎えました。現在はその人気も安定し始めましたが、ここに行き着くまでに乗り越えた試練の大きさは並大抵のものではなかったと言えますね」(エンタメ誌ライター)
それだけに、しばらくは“恋愛よりも仕事”という方針を掲げているようだ。スタジオではりんたろー。の別れ方に対する驚きのリアクションが勝っていたが、ネットでは「むしろ、“そんな別れ方あるんだ”って言う方に驚き。好きでも結婚はちょっとっていうのは普通にある」「別れて良かったと思う。寂しいだろうけど、仕事に支障をきたしかねない」「会いたい会いたいって自分のことばっかりの人だと思う。本当に好きなら相手の立場くらい理解する」などと理解を示す声も多い。
ライバルが次々に登場してくる厳しいお笑い界を生き抜くには、それだけの覚悟と犠牲が必要だということだろう。
(木村慎吾)