歌手の柏原芳恵のこだわりの食生活が、6月30日発売の「週刊現代」の連載企画「会う食べる飲む、また楽しからずや」で明らかになった。柏原は満足そうなのだが、飲食店の本音は…。
ある日のこと。柏原は神奈川・湘南でのロケ後、“湘南フレンチ”と称されるフレンチの名店へ。新鮮な魚介類がウリとのことだった。選んだのは海の幸をふんだんに使ったフルコースと思いきや、柏原は「おまかせのオードブルだけでお腹いっぱいにしたい」というわがままなリクエスト。店側は承諾し、柏原は10種類以上の魚介類を楽しんだようだ。
またある日は、佐賀にある高級ホテルの日本料理店へ。柏原はカウンターにずらりと並ぶ新鮮な海鮮に目を奪われた。「全部食べたい! どうしよう……」という衝動にかられた彼女は、お店に相談。なんと“お造りを1切れずつ”すべて出してもらったという。
「一般人が柏原と同じリクエストをしても、体よく断られるのがオチ。やはり、芸能人というネームバリューが効いたのでしょう。それにしても湘南フレンチも佐賀の日本料理店も、よく応じましたね。柏原のリクエストは手間がかかるうえ、価格設定も面倒。前例をつくることで、柏原と同じリクエストをするお客が現れかねません。特別扱いしてもらったことは、本来であれば公表すべきではなかったでしょうね」(フードライター)
じつは柏原は以前から“ちょっとずつ”が好きだったようだ。
「2016年5月7日配信の「女性自身」ウエブ版で、柏原はすごく少食と言われることを明かしています。でも“好きなものを好きなだけ”食べるのが好きだとか。そのため、いろんな種類をちょっとずつになるのでしょうが、贅沢な食べ方ですね」(芸能記者)
まさに芸能人冥利に尽きる、といったところか。
(石田英明)