“タピオカ恫喝騒動”のため昨秋から芸能活動を自粛していたタレントの木下優樹菜。7月1日に活動再開を発表したが、その前途には暗雲が垂れ込めているようだ。
「木下さんは自身のインスタグラムで活動再開を発表し、一連の騒動について謝罪しましたが、この投稿はフォロワーがコメントできる設定にはなっていません。そのため、木下さんが昨年10月9日に投稿した騒動に対する謝罪の返信欄に、復帰についての賛否コメントが殺到してしまっているのです」(芸能誌ライター)
「初心に戻って頑張って」「批判してる人たちに負けないでね」「復帰は早いんじゃない?」「まずはタピオカ店とのゴタゴタが解決してからでしょ」「記者会見の場で思ってることを言うべき」などと様々な意見が寄せられ、コメント数は9.8万件にものぼっている。
タレントの薬丸裕英は7月2日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、「騒動に関して説明しないと、それで復帰しちゃうと何で?という思いの人が増えていっちゃうと、優樹菜ちゃんを応援しようと思う人も増えていかない」と、木下の口から騒動の説明がない限り仕事復帰は難しいのではと述べ、「“信用回復に努める”と言っているが、詳細の説明がないまま信頼回復出来るのかは疑問」と続けた。
「ほとんどのコメンテーターは、木下さんがまずは会見の席で自分の言葉で騒動の経緯説明することを求める発言をしています。木下さんにしろ、アンジャッシュの渡部建さんにしても、復帰して以前のように仕事を続けたいのであれば、まずは会見の場を設け自らの言葉で疑問に答えることが第一歩だと思います」(前出・芸能誌ライター)
一部報道によると、コロナ禍による緊急事態宣言解除後、タピオカ店サイドから木下への訴訟の動きは進み始めたようで、間もなく両者の話し合いが始まるという。
芸能リポーターの井上公造氏は、7月2日に放送された「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に電話出演し、木下の復帰について「当初、事務所サイドから契約更新しないという話も聞いていた」と明かし、「本人が反省し、『チャンスが欲しい』と伝えてきたため、本人が頑張るならということで契約を継続することになった」と内情を語った。 また、テレビ、ラジオ、CMなどの仕事の動きは皆無であることも添えた。
活動再開といっても、当分はSNSやYouTubeなどファン相手の仕事が中心になりそうな雰囲気の木下。記者会見の場で謝罪し、タピオカ店側と和解するまでは、お茶の間でユッキーナの姿を目にすることはなさそうだ。
(石見剣)