お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が7月7日、自身のツイッターアカウントを更新。タレントの上沼恵美子とのトラブルについて持論を述べた俳優の黒沢年雄に噛みついている。
梶原は先日、上沼がMCを務める「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)からの降板が決定。その背景に番組内での上沼からのパワハラまがいの執拗な口撃があったとも報じられていた。
これについて黒沢は、実際に同番組に何十回と出演している経験を基に「意見を言わせて頂きます」とし、「上沼恵美子さんと、キングコングの梶原君(何度も、ご一緒しています)が、番組内の事で、ゴチャゴチャしている」「梶原君は、お笑い芸人なんだから、上沼さんに、何を言われようが、受けてたって、会話で負けたら、最後に、本気でワンワン泣いて演技したら、番組が盛り上がり、その後の上沼さんの、フォローが見事にハマり、梶原君の、芸人の素晴らしさが評価されたと思う」などと自身のブログで見解を述べている。
すると、梶原はこの黒沢の主張を報じたネットニュースをツイッターに引用。「事情を知らなくて、現場にも居なくて、芸人でもないのに、、このような事を言われると非常に悲しいですね」と綴り、芸歴56年を誇る先輩に物申した。
「梶原が指摘する通り、撮影現場に居なかった黒沢には上沼と梶原がどんなやり取りをしていたかは把握していないはず。問題となった『えみちゃんねる』放送回では梶原は数分ほどの登場時間しか与えられず、ほとんどのやり取りはカットされていたようですから、黒沢の言うような場面も実際にはあったかもしれないわけです。また、俳優の黒沢から芸人として評価されること、バラエティ番組での立ち回り方などに苦言を呈された点も、梶原からすれば納得いかないのでしょう。しかし、ネットでは『上沼に噛み付かないのなら誰にも噛み付かないでほしい』『なぜスルーできないんだろう』『やはり先輩に対しての敬意がないのが分かる』『黒沢さんも余計だが、それに言い返した梶原さんも余計』との声が多く、梶原への同情を寄せるコメントは少なかったですね。特に、梶原の“芸人でもないのに”という表現には『余計な一言だった』と反発の声が多く集まっていました」(エンタメ誌ライター)
ときに上沼の番組内での毒舌が度を超すことも多く、“女帝”としてのキャラクターが過剰に発揮されてしまうケースもあることから、両者に問題ありというのが世間の見立て。いずれにせよ、現場に居なかった黒沢の言葉が梶原の心に響くことはなさそうだ。
(木村慎吾)