情報番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)が9月末で終了すると、複数のメディアが7月9日、伝えた。「FNNスーパータイム」以来、同局の夕方のニュースを支えてきた安藤優子キャスターの処遇に注目が集まっているが、身の振り方に注目が集まるのは彼女ばかりではない。同番組で進行キャスターを務める宮澤智アナウンサーも崖っぷちに立たされているという。
2015年3月末にスタートした「グッディ!」はフリーの安藤優子、俳優の高橋克実、フジテレビの倉田大誠アナがメインキャスターを担当。当初、進行キャスターは同局の三田友梨佳アナが務めていたが、夜のニュース番組「FNN Live News α」のメインキャスターに抜擢されたことから、19年3月末に「グッディ!」を卒業。元SMAPメンバーの確執を煽るかのような報道に“違和感を抱く”と発言するなど、時折、切れ味鋭いコメントを残していただけに卒業時は多くの視聴者から惜しまれた。
その三田アナの代役にお鉢が回ってきたのが宮澤智アナだ。宮澤アナは入社1年目の12年秋にスポーツ番組「すぽると!」のキャスターの座を獲得し、18年からは情報番組「めざましどようび」のメインキャスターを任せられたほどの実力派。学生時代はタレント活動をしていたルックスの持ち主で、三田アナの後任として、フジテレビ首脳陣も大いに期待したに違いない。
「ところが、『グッディ!』での宮澤アナは“置き物状態”。三田アナのように鋭いコメントを挟むことがないどころか、あまり覇気も感じられません。本人も自分の役割がわからず、悩んでいたフシもあります。19年7月31日更新のインスタグラムでは、前任の三田アナにアドバイスを請うていたことを明かしており、19年6月発売の『週刊ポスト』は、宮澤アナが現在の夫である同居男性に番組での悩みを打ち明けていたことを報じています。宮澤アナは相当悩んでいたようでしたが、結局、打開策が見つからず視聴率も回復しないまま、就任からわずか1年半で番組は終了。鳴り物入りで就任しただけに、本人も首脳陣も悔しいでしょう」(テレビ誌ライター)
公式サイトのプロフィールを見る限り、現在のレギュラーは「グッディ!」のみ。番組が終了後、宮澤アナに“グッディ”は訪れるのか?
(石田英明)