お笑いコンビ・ペナルティのワッキーが7月14日に自身のツイッターアカウントを更新し、スペインから寄せられた闘病へのエールを紹介した。
6月に中咽頭がんと診断されたことを発表していたワッキー。現在は芸能活動を休止し、治療に専念している最中だが、自身も出演しているサッカー専門番組「Foot!」(J SPORTS)を通じて、サッカー界の著名人からメッセージが届いていることを報告している。
「こんな世界的なスターからもメッセージいただきました。本当にありがとうございます。僕は幸せ者です」と綴ると、「頑張れワッキー」とのハッシュタグが付されたビデオレターを添付。映像にはワッキーへエールを贈る元スペイン代表のルイス・ガルシア氏とフェルナンド・モリエンテス氏の姿が確認でき、モリエンテス氏は「やあワッキー アミーゴ! とにかくでっかいハグを贈りたい。そして、早くよくなることを願ってる。世界中のパワーを込めたハグをここスペインから君に贈ります」とのメッセージを寄せた。
続けて同氏は「あれは忘れられないな」と切り出し、日本へのツアー中に出演したバラエティ番組内で、ワッキーが披露したギャグを回想。「モリモリ、モリエンテス モリモリ、モリエンテス」と連呼し、「最高だね。じゃあアミーゴ お大事に」と締めている。
「かつてはスペインのレアル・マドリードやイングランドのリヴァプールでプレーした経験もあるモリエンテス氏。何を隠そう、彼はワッキーの大ファンで、同じく元スペイン代表のカリスマであるラウール・ゴンザレス氏と『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のやべっち寿司にゲスト出演した際、ワッキーが披露した芝刈り機のネタに大爆笑。それからおよそ5年後、スペイン国内のテレビ番組で“人生で一番笑ったこと”を聞かれ、ラウール氏とモリエンテス氏は『日本のコメディアンがやっていた芝刈り機のモノマネ』を挙げ、ワッキーを絶賛したんです。以降は事あるごとにインタビューでワッキーの“ワールドワイドな”ギャグを褒め称えてきましたから、正真正銘のアミーゴだと言えるのではないでしょうか。なお、“モリモリ、モリエンテス”というフレーズもやべっち寿司の中でワッキーが発した言葉でした」(スポーツ紙ライター)
「僕の治療は順調ですが副作用でかなりキツい状態です。皆さんからの応援、そしてFoot!のスタッフ、ありがとう」ともツイートしたワッキー。豪華すぎるアミーゴからの声援を糧に、1日も早く元気な姿を見せてほしいところだ。
(木村慎吾)