子どもの離乳食作りやスムージー・ポタージュ作りのために、張り切って“ハンドブレンダー”を買ったものの、日々の料理になかなか使えず「お蔵入りしている……」なんてことはありませんか? 次のような料理に活用すると、いつもの料理をちょっと違った味わいに仕上げることができますよ。
■玉子焼き
卵に出汁や醤油などのお好みの調味料を加えたら、ハンドブレンダーでしっかりかき混ぜます。箸で混ぜるのと比べて空気が入りやすく、細かく混ぜ合わせることが可能。混ぜたら泡が消えないうちに焼くことで、いつもよりもフンワリとした食感を引き出すことができます。
■ハンバーグや餃子
手ごねの手間がかかる肉料理も、ハンドブレンダーを活用するとタネづくりがより簡単になります。一口大にカットした材料と調味料を入れてスイッチを入れるだけなので、具材をみじん切りにする手間も省けますよ。混ぜ合わせる時間を調節することで、食材の大きさを調整することも可能です。
■パスタソースやドレッシング
スムージーやポタージュ作りが得意なハンドブレンダーは、パスタソースやドレッシング、ディップソース作りにも役立ちます。「手間がかかるから……」と、普段はあまり食卓に登場しないパスタなどに挑戦してはいかがでしょうか。いつもと同じ食材の野菜サラダも、ドレッシングやソースを手作りすることで味付けの幅が広がります。
筆者は離乳食作りをきっかけにハンドブレンダーを料理に活用し始めましたが、調理時間の短縮になるだけではなく、味付けの幅も広がるのでキッチンで大活躍しています。ドリンクやスープに止まらない多様な使い方で、日々の料理を楽しんではいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)