お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が発信するYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」の勢いが止まらない。7月現在、チャンネル登録者数は267万人を記録し、収益もうなぎ上りだという。
中田が「中田敦彦のYouTube大学」を本格的にスタートさせたのは2019年4月のこと。開始後わずか1カ月で登録者数は25万人を記録し、9月には100万人を突破。今年3月半ばに200万人を超え、現在は267万人だ。
同コンテンツで扱っているテーマは日本史、世界史、現代社会、文学、自己啓発、投資、新型コロナ問題など幅広い。中田の強みである“プレゼン力”を生かし、わかりやすく噛み砕くだけでなく、興味を引くように面白く伝えているのも魅力だ。
面白さの秘密について、19年10月22日の「東洋経済ONLINE」が伝えている。中田は博識ではあるが、個々のテーマに精通しているわけではなく、毎回講義のために猛勉強して知識を吸収し、アウトプットしているのだという。慶大卒の「知性派芸人」として知られる中田だが、陰では相当な努力をしているようだ。その努力の甲斐があってか、YouTubeによる収益は相当なものらしい。
「YouTubeに関するデータを分析・提供するアナリティクスツール『NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)』によると、中田の今月の月間広告収入は約519万~約1643万円と推定。年間で最高値をキープした場合、年間収入は1億9716万円となります。あくまでも参考値ですが、YouTubeで年間2億円近い稼ぎとは驚きです。また、動画1本あたりの推定収入は約272万円。7月21日現在、399本の動画を投稿しており、これまでの総収入はとんでもない数字になっているはずです」(週刊誌記者)
これだけ稼げれば、講義の勉強の苦労もいとわないに違いない。
(石田英明)