お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹が8月3日、月曜パートナーを務めている「大竹まことゴールデンラジオ!」(文化放送)で、現在も引きずっているという“姉妹ゲンカ”について語った。
パーソナリティの大竹まことから「ケンカは仲直りした?」と唐突に話を振られた二人は、“姉”の渡辺江里子が「私が悪いんです」と言えば、“妹”木村美穂も「お姉さんが悪い」と、ケンカの原因は渡辺にあることで意見が一致。4日前の木曜日(7月30日)に、姉が寝坊して仕事に遅刻しそうになったことが原因だと明かした。
「阿佐ヶ谷姉妹の二人は本当の姉妹ではありませんが、同じアパートの隣同士の部屋に住んでおり、仕事で出かけるときは一緒に出発するという、公私とも仲良しであることで知られています」(芸能ライター)
出かけるときは、一方が相方のドアをノックして合図するという二人。この日は木村が渡辺のドアをノックしたが、返事がなかった。不審に思った木村が合鍵で渡辺の部屋に入ると、なんと“姉”は電気をつけっぱなしで部屋の真ん中で大の字で寝ていたのだという。
大竹に「その結果、何日引きずってるの?」と問われた木村は「木曜、金曜は仕事でケンカできないから機嫌良くしていたけど、不快だった!」と本心をぶっちゃけ。渡辺は一応謝りはしたと弁解するが、木村は「パーキングで降りたときに、すいませんでしたと、野菜ジュースを一本買ってくれた」としながらも、「70円くらいのジュースで済まそうとした」と納得いかない様子だ。
大竹は「許せないよね!」と妹の気持ちを煽り、続けて「今日の衣装は同じピンクだけど(柄が)違うってのは、打ち合わせしてない?」と質問。
二人は「そうです」と答え、ラジオの前日にどちらかの部屋で打ち合わせするのが通例だが、前夜は木村にLINEしても既読にならなかったことを渡辺が明かした。おかしいと思っていたら深夜、木村から電話があり、「寝てた?」と聞いたところ「いや、怒ってたんです!」と木村に返されてしまったのだとか。
渡辺が動揺しながら「アレ(寝坊)のこと?」と聞くと、木村は「そう、4日前のことで怒ってたんです」と、寝坊の件をずっと根にもっていたとか。「基本的なこと言いたくないけど、アラームだけでもつけて寝てもらえませんか?」と訴えられ、渡辺は木村が怒鳴り声や大声を上げるわけではなく、震えるような小声で文句を言うのがかえって恐ろしかったようだ。
すると、悪ノリした大竹が「やってみて」と木村にリクエスト。木村が震える小声で再現すると、スタジオに失笑がこだました。
「阿佐ヶ谷姉妹の衣装について、渡辺はたとえラジオであっても見た目から揃えたいというポリシーがあり、一方、妹の木村はラジオなんだから揃えなくてもいいとの考え。以前、テレビの収録で木村が衣装を間違えて用意してしまい、柄が違ってしまったことがあり、木村は共演者のおぎやはぎ・矢作兼に謝ったことがあったそうですが、矢作に『どうでもいいよ!』と返されてしまったのだとか」(前出・芸能ライター)
それ以来、衣装は合ってなくてもいいと木村は思っているフシがあると渡辺が分析すると、木村は「ラジオの時は(色が)ピンクなら(柄は)いいんじゃないか」と反論。これに渡辺は「気持ち的なことを私は言ってる!」と語気を強め、スタジオは再び揉めそうな雰囲気に。
大竹は「あー、また揉める」と口では言うものの、言い争いを楽しんでいるような様子も感じられ、「ケンカはどんどんやってください!」「来週まで引っ張ってもいい」とけしかけると、姉妹はさらに番組に差し入れするはずだったオカヒジキが売っていたか品切れだったかで再び臨戦態勢に。
大竹は「阿佐ヶ谷姉妹が揉めております!たまには揉めることもあります」と締めたが、ネットでは「大竹さんが確信犯で煽ってた」「大竹さん悪い人だ(笑)」「ソフトな口調で二人を取りなすフリしてお互いをけしかけてたよね」と、大竹が火に油を注いでいたことを面白がるツッコミが相次いだ。
来週の番組で、二人は果たして仲直りできているのだろうか?
(石見剣)