女優の杏と俳優の東出昌大が8月1日、双方の所属事務所を通じて連名で離婚を発表。ママタレとしての好感度が抜群に高い杏だが、3人の子を持つシングルマザーとして生きる道を選んだ。
東出は今年1月、女優・唐田えりかとの不貞が発覚。8月6日発売の「週刊文春」によれば、唐田との不貞を疑った杏に対し、東出は「頭おかしいんじゃないの?」と逆ギレ。杏にとっては理不尽な話だ。だが、不貞がバレて東出は杏に家を追い出されることに。3月中旬に謝罪会見を開くも、杏と唐田のどちらが好きかという質問に対して「心の内を今喋ることは妻を傷つけることになります」と発言し、物議を醸した。結局、杏との溝は埋まらず、離婚という結末を迎えた。
杏と東出の間には現在、4歳の双子の女の子と2歳の男の子がいる。3人の親権は杏が持ち、今後はシンブルマザーとして仕事をこなしながら、子育てに明け暮れる日々が続く。杏にとっては想定外の離婚で、自分を裏切った東出を恨んでも恨みきれないはず。だが、杏は温情をかける度量の大きさを見せつけた。
一連の報道によると、CM降板などで莫大な違約金を抱えた東出を気遣ってか、杏は慰謝料を求めないと見られている。懐が寂しい東出にとっては、ありがたいはずだ。また、東出が出演する映画「コンフィデンスマンJP」の新作が公開されるまで、杏は離婚を先延ばしにしたという。公開前に離婚が公になると、宣伝活動などに支障が及ぶと考えたからだろう。夫、父親としては最低だが、俳優の芽まで摘むことはしなかった。8月5日の「東スポWeb」によれば、杏は今後、東出との共演もOKだとか。東出の仕事のためであれば、惜しむことなく応援するという、杏の親心だ。
「“共演”は仕事だけではありません。離婚の報告では子育てについても、今後協力し合う関係を築いていきたいとありました。不貞をした夫を父親として子育てに協力してもらうとは、大した女性です。慰謝料の免除、東出の映画の公開を待っての離婚発表、今後の共演OK、そして子育ての協力関係……4つの温情に東出は感謝しなければいけないでしょう」(芸能記者)
離婚を契機にママタレとして、さらに飛躍しそうだ。
(石田英明)