1歳で芸能界デビューし、8歳で大河ドラマ「天地人」(NHK)の主人公・直江兼続の幼少期を演じ、その年の4月からオンエアされたトヨタ自動車のCMで「こども店長」として出演し、一世を風靡した加藤清史郎。公開中の映画「#ハンド全力」では7年ぶりの主演を務め、迫力あるハンドボールシーンを演じている。
加藤は高校時代に当たる今年3月までの3年間、イギリスに留学し、部活としてサッカーに熱中していたという。
留学を決意したきっかけは「子役」ならではの壁にぶつかったから。中学生になって顔つきや身体が大人へと成長する過渡期に入り、役者として今後も生きて行くため、外国人演出家との仕事もしやすいようにと留学を考えたそうだ。
「子役の頃からずっと芸能界で生きてきた役者は、幼い頃から『ケガをするかもしれないから』との理由でスポーツを禁じられることがあり、チームプレーするスポーツの本当の楽しさを知りません。映画やドラマは多くの人々が1つの世界を作っていく、いわゆるチームプレーです。苦しさの先にあるチームプレーでしか見られないすばらしい世界を加藤は留学で体験しており、それは今後の役者人生の強みになるはずです」(女性誌記者)
19歳になった加藤の今後が楽しみだ。