元ブルゾンちえみで、今年3月からフリーで活動している藤原史織が8月15日に公開されたウェブサイト『NIKKEI STYLE』のインタビューで、これまでの人生と今後の目標について語っている。
同記事のなかで藤原は、自分の性格について「かなり極端なところがありますね。100か0か。思い込んだら一筋で、ほかのことは排除してしまう」と分析。中学高校時代のエピソードとして、「ホームルームで先生が長々と話していると勝手に家に帰っちゃってました。勉強するために家に帰るわけですから、成績はかなりよかったんです」と語り、クラスの男子たちからは「そこそこモテていたのかもしれません。社交的だったので珍しい存在だと思われたんでしょうね。男子に何度も告白され付き合ったこともあります」と自身のモテエピソードも吐露。
さらに志望校の受験に失敗して“泣く泣く”入学したという島根大学は、「焼き肉屋のアルバイト、大学のラグビー部のマネージャー、陸上部…。いろいろ試しました。海外に憧れてボランティアに行ったこともあります。でも、これだという夢が見つからなかった」として中退、「私って、つくづく途中で辞めてばかりの人生ですね。こだわりが強いくせにフワフワしてる」と自嘲している。
また、今後の目標については「今後、どんな道を歩むのか自分でも分かりません。でも何らかの形でエンタメの仕事には関わっていたいです。ラスベガスで男性ストリップショーを見たんですが、男性をショーでどう輝かせるかについて興味があります」と語り、またかねてから興味のある環境問題についても考えてみたいとしている。
「この記事に対して、ネットでは《こういうタイプの人は、途中で目標がコロコロと目移りして決して大成しないんだよな》《思い通りにならないのを周りや環境のせいにするタイプなのかな》《言葉の端々に他人を見下してるような性格が現れている》など手厳しい意見が寄せられています。ブルゾンちえみは芸人時代から“勘違い系女子”と見做されていましたが、今回のインタビューを読むと一見“意識高い系の自分語り”に見えて、じつは“エンタメ志向”であったり“海外志向”という軸はブレていない。環境問題など時代とマッチした目も持ち合わせています。さまざまな才能の持ち主だからこそ、うがった見方をされてしまうのかもしれませんね。コロナ禍のためにイタリア留学を延期しているそうですが、コロコロ目移りしてように見えて、芯のしっかりした藤原がイタリアで活躍し、“逆輸入”されるなんていうこともありうるかもしれません」(芸能記者)
かねてから挑戦したかったというイタリア留学は、途中で辞めなければよいのだが。
(佐山守)