タレントの中居正広の“すごすぎる親孝行”を8月20日発売の「女性セブン」が報じた。父親と母親、それぞれにマンションを購入していたというのだ。
記事によると中居は約15年前、母親のために東京郊外のマンモスマンションの1室を購入。部屋は100平方メートルを超える広さで、マンションの敷地内に体育館や図書館、病院、コンビニなどを併設。室内には病院直通のボタンがあり、いざというときも安心だ。また同じ頃、中居は父親のために都内の一等地に建つマンションの1室も購入。どちらのマンションも中居はキャッシュで払ったようだ。
両親それぞれにマンションをプレゼントするとは、中居の親孝行はハンパない。実は、2015年にがんで他界した父親にはとびきりの親孝行もしていた。
今年3月に放送された「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)のSP版でMCを務める中居は、父親との思い出話を明かした。闘病末期、中居の父親は実家に戻りたいと口にしたが、向かう途中、体がきつくてあきらめかけたという。中居はみんなが待っているからと励まし、どうにか帰宅。なんと自宅では、病院へお見舞いにも来てくれたタモリが、サプライズで待っていたというのだ。
その日は思い出のDVDも鑑賞。中居は以前、生まれ育ったところを父親と一緒に巡り、その模様をDVDに収録。そのDVDや小さい頃のアルバムを楽しみながら、実家でのひとときを過ごしたという。そのうち寝てしまった父親は2日後、帰らぬ人となった。
「中居の親孝行もすごいですが、親子関係については父親もユニークな哲学を持っていました。16年に放送された『Momm!!』(TBS系)に中居が出演したときのこと。親孝行について聞かれた中居は、父の日のエピソードを披露。父の日に中居がプレゼントを贈ろうとしたら、父親は拒否したそうです。理由は、“俺は子供がいて初めて父親になれたから、父の日はお前たちにありがとうと言わなければいけない。俺を父親にしてくれた子供に感謝する日だから、父の日の祝いは金輪際しないくれ”と言ったそうです」(テレビ誌ライター)
中居の親孝行もすごいが、父親の子を想う気持ちもすごすぎる。
(石田英明)